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【研究者情報】 矢吹 知之

ページID:0027885 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

矢吹 知之  Tomoyuki Yabuki 

職位 教授   矢吹先生
役職  
所属 社会福祉学部

研究者略歴

学位 修士(社会福祉学)(東北福祉大学大学院)
博士(教育情報学)(東北大学大学院)
学歴・職歴

【学歴】
 日本体育大学 体育学部 卒業
 東北福祉大学大学院 社会福祉学研究科 修士課程 修了
 東北大学大学院 教育情報学研究部 博士課程後期 修了

【職歴】
 1999年 青森大学 社会福祉学部 講師
 2001年 東北福祉大学 総合福祉学部 講師
 2001年 認知症介護研究・研修仙台センター 研修指導員(大学兼務)
 2006年 認知症介護研究・研修仙台センター 主任研究研修員(大学兼務)
 2016年 認知症介護研究・研修仙台センター 研修部長(大学兼務)
 2018年 東北福祉大学総合福祉学部 准教授
 2023年 高知県立大学 社会福祉学部 准教授
   2024年 現職

専門分野 認知症(認知症カフェ、家族支援、地域ケアプログラム)
所属学会

日本認知症ケア学会(理事)
日本高齢者虐待防止学会(理事)
日本老年社会科学会
日本老年精神医学会
日本認知症学会
日本公衆衛生学会
日本社会福祉学会

研究SEEDS

研究テーマ

・認知症カフェの普及・促進、効果測定に関する研究

・認知症の人と家族の一体的支援プログラムの開発(ミーティングセンター・サポートプログラムの開発)

・家族介護者の虐待未然防止に関する研究

・認知症の人を介護する家族への支援方法に関する研究

・認知症フレンドリー社会の構築に関する研究

研究概要

 認知症とともに生きる社会をつくり育むための研究をしています。認知症とともに生きるためには、認知症を治す、あるいは予防することに注視するだけではなく、社会が変わりわたしたちが変わることが大切です。そのために、「経験の専門家」である、認知症を認知症の本人とそのご家族から学び続けるための仕組みが求められています。当事者から学び当事者とともに考える実践に基づく研究を行っています。

相談可能な領域

 認知症と認知症ケアに関すること(認知症の対応、認知症カフェ、一体的支援プログラム)
 家族介護者支援(家族介護者への教育プログラム、虐待の未然防止、災害時の支援)

キーワード

 認知症ケア、認知症カフェ、家族介護者支援、虐待未然防止

関連SDGs (関連性の高い順)

 【SDGsアイコン・3】すべての人に健康と福祉を 【SDGsアイコン・11】住み続けられるまちづくりを

研究業績

主要研究論文等

・ 矢吹 知之:「軽度認知障害:アルツハイマー病を中心に若年例と老年期例の差異:軽度認知障害や初期認知症の人への社会的支援」、『老年精神医学雑誌』33(12) 、pp. 1304-1310 (2022)

・広瀬 美千代、矢吹 知之:「認知症本人と家族に対する一体的支援プログラムの特性 : 家族へのグループインタビューを通して【査読有:原著論文】」、『日本認知症ケア学会誌』21(2)、pp. 281-292 (2022)

・富永 真己、矢吹 知之、中西 三春:「高齢者介護施設のケア従事者における外国人介護職の受け入れへの期待と不安の実態」、『厚生の指標』68(12)、pp. 1-8 (2021)

・矢吹 知之:「新型コロナウイルス感染症が認知症カフェにもたらした影響」、『日本認知症ケア学会誌』20(2)、pp. 260-267 (2021)

・矢吹 知之:「認知症の人と家族の一体的ケアプログラム‐日本版ミーティングセンター・サポートプログラムの開発‐」、『老年精神医学雑誌』32(2)、pp. 193-200 (2021)

・関野 明子、矢吹 知之、長田 久雄、森下 久美:「認知症高齢者と家族介護者との同居・別居における背景要因の比較:別居介護研究の進展に向けた研究課題の検討【査読有】」、『日本認知症ケア学会誌 』19(3)、pp. 582-590 (2020)

・矢吹 知之:「アルツハイマーカフェからの20年-発祥地オランダでのコンセプトとわが国への示唆-」、『Dementia Japan』33号、pp. 349-356 (2019)

・矢吹 知之:「災害時における認知症の人と家族の支援-避難所での専門職の役割と準備-」、『臨床栄養』第134巻第7号、
pp. 969-972 (2019)

・H. Takechi, T. Yabuki:Dementia Cafés as a Community Resource for Persons With Early-Stage Cognitive Disorders:A Nationwide Survey in Japan,『Journal of the American Medical Directors Association』2019, pp. 1-6 (2019)

・矢吹 知之:「災害時における認知症の人家族支援」、『日本認知症ケア学会認知症ケア事例ジャーナル』第11巻第4号、pp. 302-308 (2019)

・矢吹 知之、佐藤 克美、渡部 信一:「認知症カフェの目的を基軸とした体系的分類に関する研究」、『日本認知症ケア学会』第17巻 第4号、pp. 696-705 (2019)

主な著書

・矢吹 知之:『「認知症の人」への接し方のきほん : あなたの家族に最適な方法が見つかる!「場面別」かかわり方のポイント』、翔泳社、東京都(2022)

・Bere Miesen、矢吹 知之:『わたしが私であるために‐認知症の人がもつ不安、恐れ、そして安心‐』、ワールドプランニング、東京(2022)

・矢吹 知之、丹野 智文、石原 哲郎編著:『認知症とともにあたりまえに生きていく‐支援する、されるという立場を超えた9人の実践‐』中央法規出版、東京(2021)

・矢吹 知之、加藤 伸司、長田 久雄:『認知症の人と家族を支えるガイドブック』、ワールドプランニング、東京(2021)

・矢吹 知之:『地域を変える 認知症カフェ企画・運営マニュアル: おさえておきたい原則と継続のポイント』、中央法規出版、東京都(2018)

・矢吹 知之:『認知症カフェ読本』、中央法規出版、東京都(2016)

科学研究費

・研究課題:共同創造に基づく「認知症カフェ包括的評価指標」の確立 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2024年4月 – 2028年3月
 代表者 :矢吹 知之 高知県立大学 社会福祉学部 准教授 

・研究課題:認知症の本人と家族介護者の日本版統合ケアプログラムの開発 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2020年4月 – 2023年3月
 代表者 :矢吹 知之 東北福祉大学 総合福祉学部 准教授

・研究課題:共生社会における当事者視点を踏まえた認知症に配慮した環境デザイン手法の分析と開発
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2019年4月 – 2023年3月
 代表者 :石井 敏  東北工業大学 建築学部 教授
 分担者 :石原 哲郎 東北大学 医学系研究科 助教
      矢吹 知之 東北福祉大学 総合福祉学部 准教授

主な受賞歴・特許など

・日本老年社会科学会論文賞(2017)
・日本認知症ケア学会第7回大会石崎賞(優秀口頭発表)(2006)
・日本認知症ケア学会第6回大会石崎賞(優秀口頭発表)(2005)

主な社会貢献

・日本認知症ケア学会 理事、学会誌編集委員会委員長
・日本高齢者虐待防止学会 理事
・認知症介護研究・研修仙台センター特任研究員

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