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【研究者情報】 行貞 伸二

ページID:0017410 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

行貞 伸二  Shinji Yukisada

 
職位 講師
役職  
所属 社会福祉学部 社会福祉学科

研究者略歴

学位 修士(社会福祉学) (大阪府立大学、2013年)
学歴・職歴

【学歴】
 2000年 大阪府立大学 社会福祉学部 卒業
 2003年 大阪府立大学大学院 社会福祉学研究科 博士前期課程 修了
 2008年 大阪府立大学大学院 社会福祉学研究科 博士後期課程 単位取得退学

【職歴】
 2005年 大阪体育大学 短期大学部 介護福祉学科 講師
 2011年 大阪体育大学 健康福祉学部 健康福祉学科 講師
 2019年 高知県立大学 社会福祉学部 社会福祉学科 講師

専門分野 生活困窮問題とその支援
所属学会

日本社会福祉学会
社会政策学会
福祉社会学会
日本社会医学会

研究SEEDS

研究テーマ

・生活困窮問題の実態の把握および生活困窮者に対する支援方策

・高知県における医療供給体制の形成過程

・町村福祉行政の実態と課題

研究概要

 今日の生活困窮者の経済的困窮の背景・要因には、不安定就労、リストラ・倒産・失業、多重債務、住居不安定、DV・虐待、学校中退、いじめ、家出、病気や障害、犯罪・孤立など多岐にわたった問題がある。生活困窮問題は目に見えない場合が多く対策が困難であり、現行の制度がかならずしも有効にはたらいているともいえない。生活困窮者支援の受け皿として地域に大きな期待が寄せられているが、その具体的方策は見えてこない。高知県における地域の生活困窮者支援の実態とその可能性について研究を進めたい。
 また、高知県は人口対病床数が全国でも飛びぬけて高く、「病床王国」ともいわれるほどである。そうした医療提供の体制がどのような経緯のもとで組み立てられてきたか、その形成過程についての史的研究を行う。
 さらに、1990年の福祉八法改正以降、地方分権改革にともなう機構改革が社会福祉関連領域においても幾時にわたり行われてきた。これらは、都道府県福祉事務所から市町村社会福祉担当部局へとそれぞれの制度の権限が移譲されたものとして総括でき、社会福祉行政全般に共通して「市町村中心主義化」が進行している。「市町村中心主義化」に町村はどこまで対応できるか、町村福祉行政の実態と課題に関する研究を行う。

相談可能な領域

 生活困窮問題の実態調査

キーワード

 生活困窮者、野宿生活者、ホームレス、生活困窮者自立支援、地域、高知県、医療供給体制

関連SDGs (関連性の高い順)

 SDGs1 SDGs3 SDGs10

研究業績

主要研究論文等

・杉 泰祐、行貞 伸二、池島 明子、富山 浩三:「体育系大学の東日本大震災からの復興支援活動 ―大阪体育大学「サンライズキャンプ」の事例―」、『大阪体育大学紀要』第50巻 (2019)

・行貞 伸二:「1999年スウェーデン年金制度改革とその後」、『大阪体育大学健康福祉学部研究紀要』第13巻、pp. 63-91 (2016)

主な著書

・行貞 伸二:『社会保障制度の基礎理解(社会福祉士養成テキスト 第2巻 福祉政策と実施体制、志水幸監著)』、日本総合研究所、東京(2020年)

・行貞 伸二 監:『社会福祉士養成テキスト 第3巻 社会保険制度 社会福祉制度』、日本総合研究所、東京(2020年)

科学研究費

・研究課題:野宿生活者のニードを基軸にした複合的施策のあり方に関する研究 研究代表者
 研究種目:若手研究(スタートアップ)
 研究期間:2006年度-2007年度
 代表者 :行貞 伸二 大阪体育大学短期大学部 講師

主な社会貢献

 

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