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卒業生の声

ページID:0008559 更新日:2018年10月19日更新 印刷ページ表示

 

 
占部さん(写真)

高知県 高等学校教諭(国語)
占部 明日香さん

 在学当時の私の目標は高校教師になることでした。その傍らで文学にも興味があり、文学系統の講義を網羅しつつ教職課程にも取り組んでいました。自分の興味・関心のあることに貪欲になれる文化学部は、私にとって最適の学習空間だったように思います。また文化学部の魅力はそれだけではありませんでした。「文化」という言葉は、私たちの生活、地域、社会、人間的活動全てに当てはまる幅広い概念を持っています。その「文化」を名前に掲げる文化学部も言葉通り、多種多様な学問を選択できます。私も、自分には一見して関係のないような学問や、今まで触れたことないような知識に出会うことができました。文学だけに捕らわれず、多くの学問の入り口をちょっと覗き見ることができ、大変面白かった思い出があります。

 現在の私は在学中の夢を叶え、教師として働いています。初めてのことばかりで日々苦心しながらも充実した教員生活を送っています。大学で学んだ4年間は今の自分につながる貴重な時間になりました。皆さんも自分の興味を探すこと、自分の興味につき進むことのできる環境の中で学生としての生活を謳歌してくださいね。

 

谷口さん(写真)

高知県 中学校教諭(英語)
谷口 ひなのさん

  私が高知県立大学で教員になる為の道を歩こうと思った理由は、「教育以外の知識を幅広く得る為」でした、結果として、専攻の英語学だけでなく、希望すれば社会福祉学や中国語など分野を問わず様々なことを学ぶことができました。

  しかし、免許を取得する為には、卒業単位に含まれない単位も多く取得する必要があり、忙しい四年間となりました。そうした中でも、教職課程の仲間と切磋琢磨できたり、先生方や先輩に何でも気軽に相談できたり、教職課程の先生方の手厚いサポートを受けられる環境があることが、高知県立大学の魅力だと思います。

  現在は、高知県で中学校教諭として働いています。仕事内容は、主に学級経営、英語教育や部活動に関するものです。想像以上に大変な仕事ですが、大学を通して培った「強い志」と「根性」を大切にしながら、大変充実した生活を送っています。

  あなたも高知県立大学で、教員になる為の道を歩んでみてはいかがでしょうか?

 

宮地さん(写真)

高知県 養護教諭
宮地 夕里奈さん

 今現在、養護教諭として働く中で、大学生活はとても大きな財産となっていると感じています。看護と教職の両立は、大変でしたが、あまり苦痛に感じたことはありませんでした。なぜなら、常に同じ道を目指す仲間がいて、協力してくれる先生方がいたからです。そして、そのつながりは今も続いており、愚痴や悩みを言い合える大切な存在と なっています。

 また、養護教諭は対象とする人が子どもから大人までと幅広く、地域や環境によっても生活観や価値観も異なってきます。その中で、医療や教育はどんどん変わっており、常に新しい情報や正しい知識の習得が求められていると日々感じています。だからこそ、大学で身につけた基盤をもとに、これからも学び続ける姿勢を大事にしていきたいと思います。

 
岩原さん写真

高知県 小学校栄養教諭
岩原 甘奈さん

 私が大学生の時に聞いた言葉で、印象に残っている言葉があります。就職セミナーで先輩がおっしゃっていた「今思えば、大学でもっと勉強しておけばよかった」という言葉です。今、大学生活を送っているみなさんはこの言葉を受けてどのように感じますか?私は、その時はあまりピンときていませんでした。

 しかし、社会人になるとその言葉を何度も思い浮かべました。それは、決して大学生活で勉強に打ち込んでいなかったからではありません。専門職として当たり前のように知っていなければいけないことがたくさんあり、その知識を基にして自分の考えを伝えたり、行動したりすることが求められるからです。

栄養教諭という仕事は、とても忙しく責任のある仕事ですが、子ども達や他の教職員から元気がもらえたり、やりがいを感じたりすることができる仕事です。仕事が始まってからの勉強は、自分の行動に直結していることなので、楽しい、もっと学びたいという意欲を卒業前よりも持つようになりました。

今みなさんが学んでいることは、必ず自分に帰ってきます。大学生活の4年間は長いようであっという間です。楽しいこと、打ち込めることを見つけながら、勉強を頑張ってください。