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【高知県立大学】災害看護学実習Ⅰ~熊本県益城町~ 2018年8月20日~24日

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月24日更新

 災害看護学実習Ⅰでは、災害中長期における人々の生活と健康問題について、被災地で活動する団体などを通し、理解を深める学習をしています。千葉大学学生1名と私の2名は、2016年4月の熊本地震の被災地である熊本県益城町にて、益城町保健福祉センター、社会福祉協議会、キャンナス熊本の3つの組織に伺いました。

 保健福祉センターは、災害後の保健活動を行うため様々な機関との連携、受援の体制を確立しながら、町の保健活動の指揮をとってこられたそうです。震災当時の活動、心のケア、災害時の保健行政の役割、住民の生活環境の変化に伴う課題の変化などについて学びました。

 社会福祉協議会では、震災直後に災害ボランティアセンターを立ち上げ、その後、地域支え合いセンターを立ち上げ、現在も運営しています。震災後は、住民へのイベントや物資支援などのサービスの調整等を行ったそうです。住民の皆さんが自立できるよう配慮し、調理などのイベントでは、住民が何らかの役割を担い、協働できるような支援をしているというお話を伺いました。時間の経過とともに住民からのニーズは変化し、そのような状況の中で生活を支える福祉の視点を知ることができました。

 キャンナス熊本は、訪問ボランティアナースの会である「キャンナス」のメンバーの看護師らによる団体です。益城町社協より委託を受け、県下最大516戸のテクノ仮設団地の看護の視点で健康と生活を支援しています。震災から約2年半が経過し、再建状況と健康問題・生活の課題は関連が深いことから、自宅の再建状況に注目して支援しているそうです。中長期の生活支援においては、体と心の問題だけでなく、影響を与えている環境因子にも注目することが重要であると、スタッフの皆さんの訪問活動や住民の皆さんのお話から感じました。

 社会福祉協議会では、震災直後に災害ボランティアセンターを立ち上げ、その後、地域支え合いセンターを立ち上げ、現在も運営しています。震災後は、住民へのイベントや物資支援などのサービスの調整等を行ったそうです。住民の皆さんが自立できるよう配慮し、調理などのイベントでは、住民が何らかの役割を担い、協働できるような支援をしているというお話を伺いました。時間の経過とともに住民からのニーズは変化し、そのような状況の中で生活を支える福祉の視点を知ることができました。

 また、住民のみなさまの健康的な生活のお役に立てればと思い、テクノ仮設では「熱中症予防教室」を企画・実施しました。様々な世代の人を対象にすることを考え、口頭での説明に加え、寸劇のスタイルで日常生活で起こりうる3事例を演じ、最後に手作りの予防ドリンクの試飲もしていただきました。事前に仮設の住民さんからのアドバイスをいただいて熊本弁のセリフに挑戦したり、小道具を用意した甲斐もあり、参加のみなさまからご好評をいただきました。

 保健行政、社会福祉、民間団体それぞれの活動の実際を学ぶ中で、組織のルールや考え方の相違等により困難さを感じることもあったということもお聞きしました。しかし、それぞれに活動を行いながらも、被災地の住民の健康的な生活を守り、より良くしていこうとする想いは共通であると思います。目標に向かってチームを牽引し、周囲との調整を図り、リーダーとして活動された方々からのお話はとても感動的でした。 実習を受け入れ、たくさんのことを学ばせてくださった益城町のみなさまへこの場をお借りし、心より感謝申し上げます。 (DNGL2回生 河村)

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