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【高知県立大学】平成30年度高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバル(2019年6月9日)

ページID:0014672 更新日:2019年6月9日更新 印刷ページ表示

 6月9日に香美市鏡野公園及び高知工科大学グラウンド行われた『令和元年度高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバル』に高知県立大学DNGLメンバーが参加し、県内各地で私たちが行っているさまざまな活動を発表しました。


・障がい者
 昨年度に引き続き、災害弱者支援センター設立への活動について知ってもらうためにポスターを用いて、自立支援センターアライズの代表の村田一平さんとともに発表を行いました。災害時という混乱した状況の中、障がいをもつ人は受援者であることが前提にされています。そのなかで災害に備えていくことで支援される側ではなく支援する側になることを目指して支援センター設立に向けて準備を進めています。
 今回、村田さんと参加させていただいたことで障がいをもたれている方々の日々の苦労や必要なことは何かを再認識し、より一層センター設立の取り組みに関してお互いに協働していきたいと感じました。

・女性防災
 こうち男女共同参画センターソーレの女性防災プロジェクトでは、女性の視点を大切に、防災活動のリーダー的存在となり社会へ還元することを目指し、防災に関心のある県内の女性たちによるグループワークや勉強会を、これまでも高知県立大学・DNGL学生と協働して開催してきました。
 今回は、成果をまとめたパネルの展示と、災害時の運動に関するポスター展示、「防災とさべん」や「たすけてカード」等のリーフレット配布、水なしで使えるトイレを展示しました。多くの参加者の方にリーフレットを手に取っていただき、災害が起きたときの具体的な行動や、取り組めることを考えてもらうきっかけとなったのではないかと感じています。女性ならではの生活上の細やかな気づきやコミュニケーション方法を活かした減災ケアなど、これまでの主体的な取り組みの成果がこのイベントを通して地域へ浸透していくことが実感できました。これらのプロジェクトを継続した取り組みの努力が地域社会へ還元される一場面だったと思います。

・DNGL
 平成30年度7月豪雨での岡山や宇和島での活動のポスターや写真、いまから手帳等の展示を行いました。地域住民の皆様からの関心も高く、現場でお会いした方々との再会もあり日頃からのつながりの重要性を改めて認識しました。
 今回の高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバルを通して、災害時は看護師のみならず多職種の方との協働や地域の人たちとのつながりの重要性を改めて認識することができました。また、高知において取り組まれている防災や減災の実際を知ることができ、これからの学びを活用していけるよう努力していきたいと思いました。


 沢山の来場者の方々にご声援やご助言をいただきましたこと、そしてご協力いただいた皆様へこの場を借りてお礼申し上げます。

(5期生杉本)(6期生増田)

総合防災訓練1総合防災訓練2

総合防災訓練3