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高知県立大学健康長寿センター          OFFICE HOUR          ​1  

新卒訪問看護師の声(5年目)

ページID:0031492 更新日:2022年12月8日更新 印刷ページ表示

訪問看護ステーションかがみ川 黒田周作さん

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Q.新卒で訪問看護師を目指し、今までの経験から成長されたと感じる点などを教えてください。

 1年目は全身状態をみるだけで精一杯でしたが、少しずつ生活や家族、多職種など広い視点でみられるようになっていきました。まだ緊急時の対応や電話対応に不安を感じ、これで良かったのかと振り返ることが多いため、ステーションのスタッフと振り返りを行い、改善点を見直して次に繋げるようにしています。これからも、自己研鑽し自信をもって看護実践できるように頑張っていきたいです。

Q.今後、どのような訪問看護を実践していきたいですか。今後の目標を教えてください

 利用者さん・ご家族に訪問看護に来てもらうと安心すると言ってもらえるように、多様なニーズに応えられる実践力を身に付けていきたいです。その為、分からない事をその都度振り返り、利用者さんの困りごとに寄り添うようにしていきたいです。

Q.新卒で訪問看護師を目指す方へのメッセ―ジをお願いします

 まだまだ訪問看護師として経験が浅いですが、日々の訪問から沢山の学びや、やりがいを感じ訪問看護の道を選んで良かったと思います。一対一の関わりが多く、感謝の言葉をかけていただいたり、在宅での生活を支えていると実感できると嬉しく感じます。新卒での訪問看護は不安があると思いますが、研修やフォローアップ制度も沢山あるので、安心して実践できると思います。

 

訪問看護ステーションまろ 金子佳代さん

                       

Q.新卒で訪問看護師を目指し、4年間の経験から成長されたと感じる点などを教えてください

 始めのうちは利用者さんの疾患や症状ばかりに目が行き、それに対する看護を考えることで精一杯でしたが、徐々に利用者さんの全体を見て、生活やこの先の人生も考えて支援することができるようになってきました。疾患や症状があっても利用者さんやご家族がどうしていきたいのか、入院する場合と在宅で過ごす場合の違いなどについても話し合い、利用者さん・ご家族とともに冷静に検討し、提案ができるようになってきたと思います。

Q.4年目となった今、課題に感じることは何ですか

 医療や看護に関わる制度や保険についての知識が浅いことが課題と感じています。制度や保険などの知識もつけることで金銭的なことも含めて全体的な支援が行えることや、他職種協働の際にも必要な支援を提案できるため、特定疾患や障害などに対する制度の知識をしっかりつけて対応できるようにしたいです。

Q.今後、どのような訪問看護を実践していきたいですか。今後の目標を教えてください

 疾患に対する知識だけでなく、様々な制度を活用にできるよう知識をつけ、生活全体を支えることで心身両面の看護を行っていきたいです。

Q.新卒で訪問看護師を目指す方へのメッセージをお願いします。

 学校で学んだ知識だけで訪問看護ができるのかと不安になることもあるかと思いますが、大学で学びを深めながら実際に訪問をし、利用者様やそのご家族と関係性を築いていく中で訪問介護の醍醐味を感じられえると思います。失敗やつまづきはどんな仕事でもありますが、職場の先輩だけでなく、大学の先生や研修を受ける仲間と共有することで自分の成長に繋がっていくと思います。ともに訪問看護師として頑張りましょう!