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令和8年度 社会福祉学部リカレント教育講座「生活のしづらさを捉え、支援につなげるために『作業機能障害』の視点から―」開催報告

ページID:0045203 更新日:2026年10月8日更新 印刷ページ表示

社会福祉学部リカレント教育講座(9月19日)を開催しました。

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 2026年9月19日(土)に、池キャンパス大講義室にて、社会福祉学部リカレント教育講座を開催いたしました。「生活のしづらさを捉え、支援につなげるために―『作業機能障害』の視点から―」をテーマに開催し、講師は、本学社会福祉学部の清家庸佑講師(認定作業療法士)が務めました。

  「健康」とは、病気や身体の状態だけでなく、日々の生活行為、家庭や地域での役割、楽しみ、人とのつながりなど、「その人らしい暮らし」と深く関係しています。今回の講座では、「その人らしい暮らし」を適切に営むことが難しい状態を捉える「作業機能障害」という考え方を手がかりとして、暮らしの中の活動・役割・社会参加と健康や生活の質との関係について学びました。講義では、「その人らしい暮らしと健康の関係」をテーマに、作業機能障害と健康との関連について研究知見を交えながらどの職種にも分かりやすく解説が行われました。また、「『作業機能障害』を可視化しよう」をテーマに、参加者自身の生活のしづらさを数値化する演習もあり、さまざまな専門職が楽しく学び合う場となりました。

 さらに、講座では清家ゼミに所属する4回生が取り組んでいる「主観的健康感が高い市区町村の地域環境特性」について研究報告も行いました。この研究は、全国の市区町村データを用いて、地域に暮らす人々の主観的な健康感と、社会的なつながりや生活環境などの地域特性との関係を分析したものです。講義で取り上げた「日々の暮らしと健康」というテーマを、個人への支援だけでなく「まちづくり」という視点から捉え直す内容となりました。学生にとっても、卒業研究で得られた成果を地域の専門職や一般の参加者に発信し、大学での学びと地域社会をつなぐ貴重な機会となりました。

 講座終了後のアンケートでは、次のような感想が寄せられました。
・「自身の臨床での取り組みを見つめ直すことができた」
・「本日の学びをきっかけに、関わっている対象者への支援方法をアップデートしていきたい」
・「私たち自身も生活のしづらさを抱えていることを知り、自分自身を知る機会になった」
・「生活行為は、単に行うだけでなく、その人らしさや未来へのつながりをつくるものだと改めて理解できた」
・「支援員として明日からの業務に活かしていきたい」

 参加者それぞれが、自身の生活やこれまでの実践を振り返りながら新たな知識と結びつけ、今後の支援について改めて考える機会となったことがうかがえました。

 社会福祉学部では、社会福祉専門職や本学卒業生の学び直し・学びの深化を支援するとともに、一般の方や高校生にも社会福祉への理解と関心を深めていただくことを目的として、毎年「リカレント教育講座」を開催しています。福祉・医療・介護等の実践の中で培われた経験を新たな知識や理論と結びつけ、改めて実践を捉え直す機会を提供することを大切にしています。今後も、地域で活躍する専門職や卒業生をはじめ、一般の方や高校生など、多様な方々に開かれた学びの機会を提供していきます。そして、実践と大学での学びをつなぎ、社会福祉に関する知識を深め、新たな学びや研究への関心につながる場をつくっていきます。

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リカレントチラシ
R8年度リカレント教育講座チラシ (PDFファイル:488KB)

 

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