平成30年11月27日(火曜日)三原村農業構造改善センターにおいて、健康長寿体験型セミナーin三原村を開催いたしました。「栄養と口腔」をテーマに、健康栄養学部の荒牧礼子准教授による健康寿命と栄養の関係についての講演の後、各グループ内で「食事バランスカード」を使って、晩ごはんの献立をたてたり、カロリー計算やバランスの良い食事について一緒に考えました。「みんなの前ではバランスよく献立考えたけど、普段は全然気にしてない。気をつけんといかんね」とおっしゃる住民の方もいて、バランスのとれた食事の大切さについて楽しく学んでいただくことができました。
また、健康長寿センターの乾由美看護師からは、「おいしく食べ続けるために」と題し、冬場の脱水予防など、体調管理で気をつけるポイントを交えながら、口の健康にスポットをあてて全員参加型で「口腔体操」を行いました。頬を膨らませたり、舌を大きく動かしながら口のマッサージなどを行い、口腔体操を習慣化する事で「楽しくおしゃべりする事、バランスの良い食事を食べ続ける」ことにも繋がるというお話がありました。実際に体操を行った皆様からは、「ぶくぶく口を早く動かすのは難しい」、「頬が疲れたけど、楽しい」などの声が聞かれました。
体験コーナーでは、血管年齢測定、骨健康度測定、唾液ストレス測定、脳トレーニング、認知症チェック、カムカムチェックを実施しました。体験を通して、自分の健康状態について知る機会になり、大変盛況でした。体験型セミナーを受けて、参加者からは「早速実践します」、「健康に関する催しものをやってほしい」などといったご意見や感想を頂きました。
これからも県民のみなさまの健康づくりのお役に立てるよう、活動してまいります。