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令和7年度 高知医療センター・高知県立大学合同災害訓練を行いました

ページID:0039070 更新日:2025年11月6日更新 印刷ページ表示

令和7年度 高知医療センター・高知県立大学合同災害訓練

 10月19日(日曜日)に、包括的連携協定を締結している高知医療センターと合同災害訓練(南海トラフ地震を想定)を実施しました。
 高知県立大学は大規模災害時に開設される高知市の指定避難所として、基幹災害拠点病院である高知医療センターがその機能を果たせるよう、大規模災害時に来院した軽症者、避難者及び帰宅困難者のうち、高知医療センターから受け入れ要請のあった方を受け入れることとなっています。
 毎年、合同災害訓練を実施し、相互の協力体制のもと、本学では帰宅困難者の受け入れ、高知医療センターではトリアージと重傷者の受け入れ訓練を行い、大規模災害が発生した際に備えています。

高知医療センターでの救護訓練に学生が参加

 本学学生は高知医療センターで実施された救護訓練に傷病者役として参加し、トリアージを受ける体験をさせていただきました。
 参加する学生は事前に傷病者の情報を受け取っており、それに倣って模擬患者役を務めました。訓練は非常に臨場感があるものであり、実際にトリアージにより優先順位が付けられていく様子などを体験することで、災害時における専門職の役割や医療現場の状況など気づきが多くあったようです。
​ ​ その後、高知医療センターでの救護訓練を終えた学生は、帰宅困難者として本学の避難所へ移動し、受付と食べ物の配給を体験しました。

医療センター訓練① 医療センター訓練② 医療センター③

学内訓練 

 学内では、災害対策本部の立ち上げから避難所の開設・受け入れ訓練を行いました。
​ 災害対策本部では、本部の立ち上げや運用、学生・教職員に行う安否確認システムを用いた安否確認を行いました。その中で、衛星インターネットサービスを利用して高知医療センターと通信訓練を行い、実際の災害時にも想定される事案等を相互間で確認しました。

学内① 学内② 学内③

 避難所開設支援訓練では、発災直後に避難者が大学に避難してきたことを想定とし、高知市の避難所運営マニュアルを用いて開設するところから実践しました。池キャンパス体育館は大規模災害時の高知市の指定避難所となっており、災害時には避難者による避難所運営が行われます。今回は避難者役を教員が務めることで、災害時のシミュレーションを行いました。
​ また、看護学部の教員より災害時のトイレの使用について、実際に体育館内のトイレでビニール袋を用いた説明が行われました。

避難所訓練① 避難所訓練② 避難所訓練③

 災害を想定した大学と医療機関の訓練に参加することは、学生にとっても防災に対する意識や、将来の専門職を見据えた体験としても得難いものとなったようです。

 また、事務局では今回の訓練で見えてきた大学の課題点等をブラッシュアップし、今後の災害対策へと繋げてまいります。

 


 令和7年10月22日 高知新聞掲載

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