本文
毎年、同じ高知県公立大学法人である高知工科大学のある香美キャンパスと永国寺キャンパス、池キャンパスの3キャンパスで合同災害訓練を実施しています。
今年は、11月10日(月曜日)に、学生・教職員を対象とした避難訓練を実施しました。
訓練開始となる緊急地震速報が流れると、学生と教職員は机の下などで自身の身を守る安全な行動をとり、揺れが収まるのを待ちました。その後、教職員の誘導に従い、各棟の一時避難場所に避難し、点呼を受けながら、災害時に自動で配信される安否確認システムを各々の端末で確認し、自身の安否を登録しました。
事務局職員は災害対策本部を設置し、各棟の避難状況の報告を確認しました。

午後には、事務職員による3キャンパス間での通信訓練を行いました。各キャンパスで衛星インターネットサービスを利用して通信状況を確保し、各キャンパスの被害状況を報告するとともに、通信状態の確認も行うことができました。
学内訓練だけではできない通信訓練を行うことで、災害時の各キャンパス間における通信手段の確保や情報共有の重要性を再認識いたしました。
また、地震が発生した際に迅速かつ的確な行動ができるようにするとともに、学生・教職員の防災意識の向上へと繋げることで、発災時にも対応ができる組織へと今後も災害対策に努めてまいります。