高知県立大学 広報誌『人生図鑑』が「大学広報メディアアワード2025」で金賞を受賞しました

　日経BPコンサルティング主催の「第1回 大学広報メディアアワード2025」において、高知県立大学の広報誌『人生図鑑』が広報誌部門で金賞（最高位）を受賞いたしました。

　『人生図鑑』は、医療・保健・福祉・教育など、社会のさまざまな場面で活躍する卒業生に取材し、本学での学びや経験が、その後の歩みにどのようにつながっているのかを丁寧に紹介する広報誌です。在学生や進路検討中の皆さんが将来を考える際の一助となるよう、企画・編集しました。

　誌面では、卒業生一人ひとりの人生の転機や迷い、挑戦の過程を可視化した「人生グラフ」を掲載しています。これは取材内容をもとに手作業でラフを作成し、個々の歩みがそのまま伝わるよう仕上げたものです。順調に進んだ時期だけでなく、悩んだ時期や立ち止まった瞬間も含めて表現することで、文章だけでは伝わりにくい“その人らしさ”がより感じられるよう工夫しています。

　取材にご協力くださった卒業生の皆さま、制作に携わってくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

　今回の受賞を励みに、今後も本学の学びの姿を誠実に伝える広報活動に努めてまいります。

大学広報メディアアワード2025について

日経BPコンサルティングがブランド・ジャパン25周年企画として開催したアワード。全国の大学が発行・発信する広報メディアを対象に、その品質と創意工夫を評価し、より良い広報コミュニケーションのあり方を提起することを目的としています。

第1回となる今回は、全国84大学から189点 の応募があり、広報誌部門・デジタルコンテンツ部門・動画コンテンツ部門の３部門で審査が行われました。

審査員講評（日経BPコンサルティングより）

卒業生一人ひとりを丁寧に掘り下げ、人生の多様な選択肢を示す構成は大変魅力的。ロールモデルを通じ、大学の理念や教育成果、進路のヒントを感性的に伝え、読者に共感と希望を与える。コンテンツの価値は高く、入学希望者や保護者にも有益な情報源。広報の企画力が際立つ、完成度の高いデザイン・編集。

県立大学としての地域密着性、人材の多様性、何よりも人生グラフの訴求力が素晴らしかった。どんな人でも一生を通じて順風満帆というわけにはいかず、どこかで壁に当たる時が来る。そんな時に戻る場所を提供してくれるのが大学であり、学び直しのための基礎的な力とエネルギーを与えてくれる大学の果たす役割が凝縮されていた。

​大学広報メディアアワード2025審査結果についての詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
https://consult.nikkeibp.co.jp/info/news/2025/1128sus/（日経BPコンサルティングHP）

『人生図鑑』のウェブブックはこちら
https://www.u-kochi.ac.jp/site/role-model/the-life-encyclopedia.html

​​特設サイト「未来を切り拓く、卒業生たちのストーリー」はこちら
https://www.u-kochi.ac.jp/site/role-model/