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高知県立大学健康長寿センター          OFFICE HOUR          ​1  

平成29年度第1回フォローアップ研修会を開催しました

ページID:0007775 更新日:2017年7月24日更新 印刷ページ表示

平成29年度第1回フォローアップ研修会

平成29年6月24日(土曜日) 第1部:10時25分~12時00分、第2部:13時30分~16時30分

 今年度、第1回目のフォローアップ研修会を開催しました。第1部では「在宅看護Cnsに聞く2年目訪問ナースのあるある話」と題し、本学看護学部の吉岡理枝助教よりご講義いただきました。『スタッフの一員として訪問を任される中で「これで大丈夫か・・・」と不安になることがあっても、実践を積み重ねることで、その先に起こることが予測できるようになり、看護が広がってくる』と吉岡先生からのアドバイスを受け、修了者からは「一つ一つのケースから学びながら、訪問を続けていきたい」との感想がありました。

 また、第2部では、あじさい薬局薬剤師の阿部恭宜先生より「地域のかかりつけ薬局との連携~認知症から看取りまで、幅広い療養者を支える薬剤師の役割~」をテーマにお話をうかがいました。地域に向けた精力的な活動内容を聞き、修了者は「中山間地域では薬局は多くないが、だからこそもっと薬剤師さんと協力していこう」と連携強化の必要性を改めて感じたようです。

 訪問看護スタートアップ研修が始まって既に3期生までが修了し、初年度から訪問看護を始めた方々も3年目となります。毎日1人で数件のお宅を訪問し、医療依存度の高い利用者さんや小児の訪問にも携わっている修了者もいます。病院や診療所で勤務している修了者は、退院支援に更に力を入れたり、病状や退院後の生活を見極め、訪問看護へつないだりと、地域との連携に尽力されています。ある利用者さんを中心に、所属施設を越えて修了者さんがタッグを組み、ケアを展開されている例も聞かせていただき、頼もしい限りでした。

 修了者の会である「V-ナースの会 Kochi」も発足し、修了者同士のつながりを活かした在宅ケアが広がっています。

講義

吉岡理枝助教による講義

集合写真

阿部恭宜先生と修了者たち