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令和5年度前期の訪問看護スタートアップ研修は、受講者12名(新卒枠1名、中山間枠スタンダード3名、サード1名、全域枠7名)を迎え、4月25日(火)開講式・オリエンテーションを執り行いました。
開講式のあいさつでは、高知県健康政策部在宅療養推進課長、都築 一元様より、「高知県の中山間地域等に継続して安定した在宅医療の提供、医療と介護の効率化が必要であり、研修中は様々な課題に直面することとは思いますが、修了する頃には多くの知識・技術を身に付けられ、高知県の訪問看護を担う人材として成長されていることだと確信しています。」と激励のお言葉がありました。
池田光徳健康長寿センター長のあいさつでは、「高知県中山間地域等訪問看護師育成講座という名前が出来た時に長い名前だがしっくりきました。それは植木枝盛の「自由は土佐の山間より、」という言葉があり、土佐の僻遠の地という意味ではありますが講座の名前と関連があるからだと気づきました。訪問看護のサービスを高知の中山間地域の隅々まで届け、一人でも多くの方が、ご自身が望むいき方ができるよう、訪問看護師の育成、訪問看護の質の向上を目指し支援することがこの講座の目的です。 」との言葉がありました。
受講者を代表して、訪問看護ステーションドリームチーム 川西 みなみさんからは、「利用者様、ご家族様が安心して自宅で生活を送ることができる支えとなれる訪問看護師になることを目指し、研修を通して技術面、精神面ともに成長し、地域医療を担う一員になれるよう努力を重ねて生きたい」と挨拶がありました。
本講座は、5月10日(水)より35科目138時間の講義・演習がスタートします。
今年度も看護教育機関を修了し、訪問看護師を目指す新卒訪問看護師や、訪問看護ステーション等で働く新任訪問看護師、病棟など入退院支援に関わる看護職等が参加されています。地域で暮らす療養者やご家族の訪問看護、入院中から退院後の生活をイメージし入退院支援等に活かすことができるよう、個々の主体的な学び、経験の振り返り等を支援していきたいと思います。
池田センター長あいさつ
高知県健康政策部在宅療養推進課 課長 都築 一元様あいさつ
受講者代表あいさつ
集合写真