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令和3年度前期訪問看護スタートアップ研修は受講者9名(中山間枠スタンダード2名、セカンド1名、サード2名、全域枠4名)を迎え、4月27日(火)開講式・オリエンテーションを執り行いました。
開講式では高知県健康政策部在宅療養推進課長、都築一元様より、「高知県の中山間地域等に継続して安定した在宅医療の提供、医療と介護の効率化が必要であり、皆さまには研修を通して新な知識、技術、そして自信を身につけていただきたい」とご挨拶がありました。
健康長寿センター 池田光徳センター長からは、「訪問看護師となりまだ自分の位置がわからない状況だと思いますが、研修のなかで自らの看護観を形成していただきたい」とのお言葉があり、講座責任者 森下安子教授からは「仕事と研修の両立は大変かと思うが、本講座の面白さは学びを訪問や病院の看護実践に活かしていける点にあります。これまでの豊かな看護実践が在宅療養推進につながるのだという自信の獲得の場にしていただきたい」とメッセージをいただきました。
受講者を代表して、訪問看護ステーションIAm松岡友子さんから、「退院後の生活を支える看護に興味をもち訪問看護師として働き半年になります。研修によって訪問看護の役割を自らの言葉で語り、利用者様の住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう支援する看護師になりたい」と挨拶がありました。
5月6日(木)より35科目138時間の講義・演習を開始、全国的なCOVID-19再拡大が懸念されるため、オンラインを取り入れた研修が始まりました。
今年度は訪問看護ステーションからの中山間枠受講が多くなっていますが、病院の入退院支援など様々な現場で働く看護職も参加されています。Withコロナのなか、新たな学びと経験の振り返り、仲間とのディスカッションを通して、個々の訪問看護実践力を高める学びが続けられるよう支援していきたいと思います。
池田センター長あいさつ 受講者代表あいさつ
集合写真