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9月5日、7日に退院支援の仕組み作りをサポートしている大井田病院と田野病院にて、第2回運営メンバー会議を開催しました。大学が行った病院スタッフへのインタビューに加えて第1回運営メンバー会議で検討された課題を合致させ、大学側が作成した「目指す病棟の姿」と「具体的なアクションプラン案」を提案しました。
本事業は、地域包括ケア病棟と回復期リハ病棟を対象としているため、「目指す病棟」と表現しましたが、退院支援は決して病棟だけで出来ることではありません。そのため、「目指す地域」と言い換えることも可能な目標設定を提案させていただきました。例えば、両病棟に共通している目指す姿は、『退院後の生活を知ることで自分達の支援を振り返り今後につなぐ病棟』などです。
大学からの提案を叩き台とし、◆自分達の考える「目指す姿」とズレはないか◆病院と地域が一緒に向かって行ける姿になっているか◆誰が見ても同じ方向を向ける表現か、などの視点で、病院・地域の運営メンバーのみなさんが、自分達の目指す病院・地域における目標となるような討議が行われました。
第2回運営メンバー会議の様子 |
第2回運営メンバー会議の様子 |