入退院支援事業では、地域・病院・多職種協働型の入退院支援の仕組みづくりのプロセス(STEP1~4)において、地域と病院から選出した運営メンバーによる「運営メンバー会議」を実施・支援しております。本会議は、入退院支援の仕組み作りにおいて、病院と地域の強みを活かし、弱みを補完しあい、どのような取り組みを行っていくかの合意形成を取る場として位置付けられています。会議で決定したことに基づいて多職種が連携して、入退院支援を行うための「入退院支援可視化シート」を作成したり、地域全体の連携体制の構築に繋げています。本年度の参加病院「リハビリテーション病院すこやかな杜」でも、全3回の運営メンバー会議を終了しました。地域と病院が考える「入退院支援における優先課題」や地域と病院がともに「目指す姿」も決定し、これからは入退院支援の事例展開を繰り返します。
【 第1回目 】
9月6日(金曜日)14時00分~16時00分 参加者 42名
★入退院支援事業の概要説明~運営メンバー会議の役割について~
(事業責任者 看護学部教授 森下安子)
★入退院支援における課題抽出について報告 ~病院と地域からのインタビューより~
(入退院支援事業専任コーディネーター 乾由美)
★グループワーク
・入退院支援における課題の優先順位検討
【 第2回目 】
10月18日(金曜日)14時00分~16時00分 参加者 44名
★第1回会議の要約報告
(入退院支援事業専任コーディネーター 乾由美)
★グループワーク
・入退院支援における優先課題の決定と今後の取り組みについて
・病院と地域がともに「目指す姿」を検討
【 第3回目 】
11月15日(金曜日)14時00分~16時00分 参加者 32名
★第2回会議の要約報告
(入退院支援事業専任コーディネーター 乾由美)
★入退院支可視化シートの作成に向けてのプロセス説明
(リハビリテーション病院すこやかな杜 リハ科長 杉本徹氏)
★グループワーク
・「優先課題」「目指す姿」を決定し、今後取り組んでいく具体的な解決策を検討