令和4年度入退院支援事業「看護管理者研修」(7月4日)開催報告
7月4日(月)看護管理者研修を開催いたしました。
入退院支援体制での看護管理者の位置づけや役割の研修、以前入退院支援事業にかかわった病院からの取り組みや内容・今後の課題などの報告を行いました。看護管理者としての入院前から退院後までの病院・地域を結ぶ入退院支援の重要性や課題を明確にし、今後、切れ目のない支援体制の構築に向けての研修となりました。
【研修内容】
□ 入退院支援事業の概要説明~看護管理者研修の位置づけ~
地域・病院・多職種協働型 入退院支援の仕組みづくりガイドラインVer.3(概要版)
入退院支援事業責任者 看護学部教授 森下 安子
□ 入退院支援における看護管理者の役割
看護学部教授 久保田 聰美
□ ゲストスピーカー
①入退院支援の推進に 地域との協働が必要なわけ~地域から学んだ当院の課題をもとに~
リハビリテーション病院すこやかな杜 リハビリテーション科科長 杉本 徹 氏
②入退院支援事業 あき総合病院の取り組み
高知県立あき総合病院 看護長 川竹 実佳 氏
□ グループワーク
<参加者からの感想 ※抜粋>
・入院時から在宅をイメージしたケアを多職種で実践可能にできるような糸口がわかったので、
少しずつでも取り組んでいきたいと思う。
また地域への課題を繋げることに着目した情報を発信していきたいと思う。
患者を私たちが生活者にする!というプライドを持って明日から実践していきます。
・患者や家族の思いを尊重しながら管理職としてバルブの役目を通して関わることを改めて学びました。
・入退院支援について各機関が抱えている現状を理解し各機関の役割を職員と共有する。
また、入退院支援についての訪問看護の役割を学び関係機関と評価しながら今後につなげたい。
・病院連携において連携室のみとの関わりになりがちであるが、病棟や外来それぞれの立場への理解が
大切であると感じました。
会場全体の様子
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グループワークの様子
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ゲストスピーカー
リハビリステーション病院 すこやかな杜
杉本 徹 氏 の講義
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ゲストスピーカー
高知県立あき総合病院
川竹 実佳 氏 の講義
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会場参加者発表の様子
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リモートワーク参加者発表の様子
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令和4年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin202201.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学 担当教員:看護学部特任助手:横川
教務支援部教育研究戦略課 事務担当:由比・福重・松下
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8815 Fax:088-847-8579