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平成24年11月3日、兵庫県立こども病院看護部長の成田康子先生をお迎えし、第2回公開講座「新人看護職者の人材育成について─新人看護師職員研究をふまえて─」を開講しました。
講義では、新人看護師の卒後臨床研修や新人看護師の早期離職の問題等について分かりやすく解説していただきました。また、先生のご経験にもとづいた具体例を挙げながら、参加者のみなさんが新人看護師の人材育成についての取り組みを見直す機会となるように、丁寧にお話しいただきました。
本公開講座では、高知県内の広範囲の病院・施設からの参加があり、幅広い年齢層で、また、経験年数も多岐にわたりました。そして、看護部長や、病棟師長、教育担当とプリセプターナース等、90名の参加者の出席がありました。
参加された方の感想には、「とてもわかりやすく、時間の経つのも忘れるぐらい、興味を持って講義を受けさせてもらいました」「具体的な研修の内容、指導案も紹介してくださり、実践につなげる内容だった」「新人ナースの現状を共有することができ、どのように関わっていくのかヒントが得られました」などがあり、日頃の実践へと活かすことのできる内容を学ぶことができたようでした。
今後も地域の皆様、臨床で働く看護職の皆様が、今まさに求めている課題やテーマを取り上げ、皆様とともに看護の力の向上に貢献していきたいと考えております。
兵庫県立こども病院看護部長の成田康子先生 | 多数の方にご参加いただきました |