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令和6年1月15日、高知県立大学と鳴門教育大学は、両校の連携に関する協定を締結しました。
本協定は、両大学が教育研究等の分野において相互に協力し、それらの向上に寄与することを目的としています。
鳴門教育大学は、1981年に「教員のための大学」、「開かれた大学」を理念として開学され、初等教育教員及び中学校教員の養成を行う学部と、大学院において現職教員の教育を行う新構想の大学として、教師教育を先導する研究と実践を蓄積しています。
佐古秀一 鳴門教育大学長からは、「今日の学校教育では多様な専門性を有する教員が強く求められています。高知県立大学で深い専門性を身に着けた学生が、本学の大学院を活用し、教職の道に就くことは、学校教育の今後の活性化にとって意義があると思っています。また、大学教育におけるDXの推進についても、両大学で力を合わせて取り組めることがあると期待している」と語りました。
協定式に参加した甲田茂樹学長からは、「教育職を目指す学生の更なる学びを充実させていくためにも、鳴門教育大学との連携協力協定は非常に重要なことであると考えています。両大学の特色や強みを共有し、教員養成分野における教育研究の向上を共に目指したい」と語り、今後の連携強化に強い意欲を示しました。
協定は令和6年4月から発効となります。
佐古秀一鳴門教育大学長(左)と甲田茂樹学長(右)