ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

修了生の声

現在地 トップページ > 修了生 > 修了生の声 > 修了生の声

本文

ページID:0027482 更新日:2023年6月13日更新 印刷ページ表示

修了生の声 - 看護学専攻[博士前期課程]

8つの専門分野の専門看護師、認定看護管理者が全国各地で活躍しています。

仲間と一緒によりよいケアを目指して
博士前期課程(高度実践看護師コース)修了生

博士前期課程(高度実践看護師コース)修了生の画像

大学院では、現象に対して方法論だけでなく、根拠をもって考えることを学びました。また、これまでの自分の看護を再構築する過程でもあったと思います。自分の培ってきたものが壊されることの怖さもありましたが、これまでの看護を見つめなおし、さらに成長することにつながったと思います。大学院生活の中では、各領域の学生と一緒に、看護についていろんな視点からディスカッションする機会があり、このことも自分の看護を深めていくことにつながりました。同期の学生は、ライバルであり今でも大切な仲間です。修士論文では悲嘆ケアをテーマに取り組み、大学院修了後も実践を積み重ねるなかで、CNSとして教育や倫理調整などの機能を発揮しながら、スタッフと一緒により良いケアを目指して日々実践を行っています。

 

修了生の声 - 看護学専攻[博士後期課程]

看護学専攻[博士後期課程]の修了生は、病院の看護部長や看護管理者として、また、大学の教授や学科長として全国で活躍しています。


大学院での学びと今-人々へのケアへ貢献する研究を-
博士後期課程修了生​

博士後期課程修了生の画像​「小児家族看護の研究がしたい」そう願い、博士後期課程の門戸を叩きました。社会人学生として、2期生と3期生とともにコースワークを履修し、討論したり、刺激しあい、学びを得ました。研究では障がいのあるお子さんとご家族の体験をテーマに、時にデータに溺れそうになりながら、家族の体験に思いを馳せ、指導教授や同志の支援によって、膨大なデータに向きあうことができました。質的分析の地道さとともに、最終的にジャンプしていく難しさと面白さを実感した4年間でした。修了後は小児看護教育に携わりながら、NPO法人福岡子どもホスピスプロジェクトをたちあげ活動しています。その後、お子さんを見送られたご家族のグリーフをテーマに研究をすすめ、ご家族とともにグリーフサポートブックを出版することもできました。

ご家族とともに出版された『空にかかるはしご』の画像
​-ご家族とともに出版された『空にかかるはしご』-

本のタイトル「空にかかるはしご」は、ご家族が語った子どもとの関係性を象徴的に表現したもので、作成までの過程をとおして、あらためて研究と実践はつながっていると感じました。学生の主体を活かしながら、研究と実践の両方を大切にしている高知県立大学(高知女子大学)で学べたことは、今の私の礎になっています。同窓生として語り合える仲間が増えることを楽しみにしています。

修了生の声 - 共同災害看護学専攻[博士課程]


夢は母国での災害看護リサーチセンター設立
共同災害看護学専攻(DNGL)博士課程

修了生の声 - 共同災害看護学専攻[博士課程]の

インドネシアの大学で精神看護学の領域で教員をしていました。研究を続けていく中で、英語圏の大学に進学しようと考えていましたが、日本の災害マネージメントシステムの素晴らしさに関心を持ち、日本で学びたいと思うようになりました。また、日本で一番歴史のある看護大学であることも高知県立大学に進学する動機の大きな要素でした。大学院では、看護研究方法のような研究活動に関するクラスや、国内外の著名な講師によるレクチャーなどがあり、どれも興味深く大変満足しています。授業外の活動として、高知県や高知市が主催する防災訓練への参加や、漁業研修で日本に来ているインドネシア人への防災に関する講義など、大学院で学んでいることを活かしたボランティア活動も行っています。また、四国に住んでいるインドネシア人を中心とした在日インドネシア人協会の支部長として、大使館との窓口や災害時の被災状況の確認など、インドネシア人の災害時の対応についても、日頃から取り組んでいます。大学院修了後は母校に戻り、共同災害看護課程で学んだことを活かしながら、災害看護のリサーチセンターの設立に取り組んでいけたらと考えています。


学校案内

同窓会

がん高度実践看護師養成コース