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地域保健学領域は、地域看護、学校保健、在宅看護、家族看護、産業看護等の領域で活動している保健師・養護教諭・看護師を対象としており、実践者が仕事を継続しながら学ぶことができるコースです。平成26年度からは、実践リーダーコースに位置づけており、個人-家族-集団-地域社会のダイナミックな相互関連性のなかで対象を捉え、人々の健康を護ることを目指して、社会を変革していくとともに、理論-実践-研究の関連性を踏まえて、看護活動を発展させる研究を行う能力を修得します。
各担当者は、地域保健学領域を充実・発展させていくために、各々の専門領域において実践に根ざした研究課題を探り、現場の方々と協働して研究を進めていきたいと考えています。また、地域保健学領域で学ぶ院生に対し、各々の専門領域で見出した研究課題を探求し、地域保健学領域の変革に寄与する研究に取り組んでいけるよう研究環境を整えていきます。
地域保健学領域は、地域保健活動、学校保健活動、産業保健活動等に従事している保健師及び養護教諭、さらに在宅看護活動、家族看護活動に従事している看護師など、実践者が仕事を継続しながら学ぶことができるコースです。実践力豊かな学生がこの領域で学ぶことで、さらに高度実践者としての能力を獲得し、看護ケアの向上のためにその力を発揮できる人材を養成します。学校保健に関する修士論文では、「注意欠陥多動性障害(ADHD)の学童期の子どもの「安心」を支える養護教諭のわざ」「思春期における気管支喘息をもつ子どもの家族の構え」などのテーマで取り組みました。
高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程
地域看護学 准教授 小澤 若菜
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