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高度実践看護師コース-精神看護学

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ページID:0027354 更新日:2023年8月3日更新 印刷ページ表示

精神看護学-高度実践看護師コース [博士前期課程]

精神障害者をはじめとする全ての療養中の人々や看護職のこころの健康を目指して​

 精神保健の問題を抱える個人、集団、家族に対して、精神看護の専門性を基盤とする、ケアとキュアを融合した卓越した看護ケアを提供できる高度実践看護師を育成しています。狭義の精神看護専門看護師のみならず、リエゾン精神看護専門看護師の育成も行っており、幅広い領域での活躍が期待できます。
 現在、精神看護学領域の修了生が高度実践看護師(精神看護CNS)として精神科病院や総合病院、教育現場で活躍しており、臨床での看護実践や研究などを通して精神看護の質の向上を目指した活動を展開しています。また、修了後も継続的に学び、スキルを高め合う場として修了生の精神看護専門看護師が中心となり事例検討会を開催し、そこに大学院生も参加して専門看護師の査定や援助の展開を学んでいます。また、日本精神科看護協会と共催の研修会や、地域住民や精神保健医療福祉専門職を対象とした講演会の企画や運営に携わることでも、教育・研究・実践能力の向上を目指しています。

カリキュラム

修了生の活躍

 精神科病院において活動する修了生は、看護部長直属、あるいは病棟や外来に属しながら横断的に活動しています。看護スタッフや多職種と連携し、困難事例への直接ケアや調整、相談、倫理的課題の検討、スタッフのメンタルヘルス支援、看護外来の運営、院内教育ラダーの構築、看護研究への支援、院内研修の企画運営、地域貢献活動を行っています。
 総合病院の中でリエゾンナースとして活動する修了生は、身体の治療を受けるなか、精神的に不安定になった患者さんに対し、組織横断的にスタッフと検討を重ねたり、直接かかわっています。スタッフのメンタルヘルスに関しても研修会や、いつでもご相談できる体制を整えています。
 本学は先輩や同期の修了生とのつながりもあり、情報交換したり、アドバイスをいただきながら、実践に取り組んでいます。

受験生の皆様へ

 大学院では精神力動や発達理論、対人関係理論、セルフケア理論、診断のプロセスなど、精神の健康を包括的に査定するために必要な理論を学び、精神の健康とその人の生活を査定し、その査定に基づいた精神看護の援助方法を発展させていく能力を養います。精神科病院や、訪問看護ステーション、地域包括支援センターなど多彩な場で実践演習を行い、専門看護師としての高度な実践能力を修得します。さまざまな経験をもつ人とともに学び合い、経験知を根拠に基づく精神看護実践へと発展させていきましょう。

研究テーマ

・地域での生活に困難を抱える精神障害者や家族への看護ケアに関する研究
・精神障害者の病いの認識に関する研究
・精神科病棟で患者の攻撃にあう看護師や看護チームに関する研究
・一般病棟に入院する人をケアする看護師のメンタルヘルスに関する研究

精神看護学領域に関する問い合わせは、下記へご連絡ください。

高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程
精神看護学 教授 田井 雅子
〒781-8515 高知県高知市池2751-1
Tel:088-847-8723
e-mail:taim@cc.u-kochi.ac.jp


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