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高度実践看護師コース-小児看護学

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ページID:0027360 更新日:2023年8月3日更新 印刷ページ表示

小児看護学-高度実践看護師コース [博士前期課程]

子どもの生きる力、子どもを育む家族の力の発揮を支える倫理的実践力を高める

 小児の高度実践看護師(小児看護CNS)の育成を目的としたプログラムを設置しており、日本看護系大学協議会から認定を受けています。講義・演習・実習・研究等を通して、様々な健康レベルの子どもとその家族を対象に、高度な実践能力、相談や調整能力、子どもや家族への適切なアプローチのための教育や実践に根差した研究を行う能力、そして、子どもの最善とは何かを倫理的視点から調整していく能力を修得していきます。将来は、子どもや家族が置かれる現状を変革することのできる人材として、社会に貢献していくことを目指しています。本学の小児看護専門看護師コースの特徴は、➀家族看護方法論I・Ⅱを必修科目としており、家族看護学の専門的知識を修得できる、②在宅リエゾン看護論・在宅リエゾン看護演習も選択できる、➂病院だけではなく訪問看護ステーションでの実習も行っていることなど、カリキュラムが充実している点です。また、隣接する高知医療センターでの小児科医師のカンファレンスに参加し、診断治療のプロセスを学んだり、小児看護専門看護師として活躍している修了生からの実習指導や特別講義を通して、高度実践看護を学ぶことができることも特徴です。

カリキュラム

修了生の活躍

 修了生は、小児看護専門看護師の資格を取得し、子ども専門病院や総合病院、訪問看護ステーションなどで活躍しています。小児看護専門看護師の6つの機能を駆使してケアとキュアを融合させたケアを開発し、子どもが自分らしく生きることができるように看護チームや多職種チームと協働して子どもの生(いのち、生活、人生)を支えています。また、小児看護専門看護師としてのキャリアを積み重ねる中で、管理職も兼務している人もいます。博士後期課程に進学して教育力・研究力を高め、大学教員として小児看護専門看護師教育課程の教育に貢献している方もいます。活躍の場は様々ですが、「子どもの最善とは何か?を常に考え、子どものための看護を探求し、実践に繋げる」ことに価値を置き、専門性を発揮しています。

受験生の皆様へ

 小児看護学領域の教員は、様々なバックグラウンドを活かしながら教育活動を展開しています。臨床と協働し、小児看護専門看護師の方々と協働しながら、子どもの心身の健康を育む看護に関する研究、子どもや家族の権利を尊重した看護に関する研究、高度実践看護師(小児看護)の役割機能に関する研究、子どもと家族の意思決定を支援する研究などに取り組んでいます。オンラインなども活用して遠隔地にいる修了生と教員との交流、修了生同士のネットワークを大切にして、研鑽しています。子どもと家族にとって最善となる看護とは何かをともに探求し、小児看護専門看護師の6つの機能を修得して、小児看護の質の向上に取り組んでみませんか?

研究テーマ

 ・健康課題のある子どもと親・家族のセルフケアの移行に関するプログラム開発
 ・医療的ケアの必要な子どもを育てる親・家族の意思決定支援に関する質的研究
 ・命に向き合う子どものエンドオブライフを支える看護職に関する量的研究
 ・子どもを育む家族のエンパワーメントを高める看護介入に関する研究
 ・小児看護専門看護師の高度実践看護の可視化に関する研究

小児看護学領域に関するお問い合わせは、下記へご連絡下さい。

高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程
小児看護学 教授 中野 綾美
〒781-8515 高知県高知市池2751-1
Tel:088-847-8710
e-mail:nakano@cc.u-kochi.ac.jp


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