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本学では、高知県の介護福祉人材の「すその拡大」を目的として、高校生やその保護者を対象に社会福祉のことをわかりやすく学んでいただくための「福祉で未来を探求!高校生のためのEvent」を開催しており、10月18日(土)に『体験3 県大生と行く最新の福祉体験ツアー』というテーマで開催いたしました。
今回は、こどもから大人まで気軽に福祉や福祉の仕事に触れることができる福祉体験型イベント“ふくしフェア2025”に参加するツアーを企画しました。参加者の皆さんには、本学の学生と一緒に最新の福祉を見て、触れて、体験するなかで、人がよりよく生きることやともに支え合うことの大切さを体験していただきました。
最初に見学した「ケアワーカーコレクション」では、実際に県内の福祉現場で働くケアワーカーや高校生の方々がステージに登場し、様々な事業所の制服(ユニフォーム)をファッションショー形式で披露し、機能性やデザインなどの紹介がありました。引き続いて行われた「福祉のお仕事トークセッション」では、自身の仕事内容ややりがい、将来の展望などを各職種の方や専門学校生がお話しされ、参加者の皆さんは興味深く耳を傾けていました。
今年のふくしフェアのキャッチコピーは ”ふくしは、もっと近くだ” でした。参加者の皆さんは、様々な体験型プログラムを通じて、「ふくし」というものが、子育てやスポーツ、日々の暮らしの工夫など生活のあらゆる場面に関わる身近なテーマであるということを感じられたようでした。
今回の体験が参加者の皆さんの一人ひとりの大切な未来の一助となりましたら幸いです。
【研修内容】
日時:10月18日(土) 12:25~16:00
ふくしフェア2025 参加
<体験内容>
・ ケアワーカーコレクション見学
・ 福祉のお仕事トークセッション見学
・ 手話体験
・ ペットロボット体験
・ リハビリ体験
・ ボッチャ体験
・ ノーリフティングケア体験
・ とろみ試飲体験
・ 認知症VR体験
・ 相談専門職に関するクイズ
・ KAIGO PRIDE ポートレート展
・ 「私とふくし」記入・展示
・ ふくしウルトラクイズ
・ 振り返り学習 など
【参加者からの感想 ※抜粋】
・ふくしフェアに参加してみて、福祉をもっと身近に感じることができました。ありがとうございました。
・とろみをつけた牛乳を飲んだときは自分には違和感を感じましたが、このとろみが嚥下障がいを持っている人たちには必要なのだと思いました。
・今回のツアーで一番印象に残ったのは電動車いすと機械を使う介護です。100kgをこえる人でも持ち上げることができると知り、とても驚きました。
・ふくしウルトラクイズでは、今まで知らなかった知識に触れることができてよかったです。大学生の皆さんとの会話も楽しめました。
・ノーリフティング体験やとろみ体験、実際に手話をやってみるなど、普段はできない体験が多くできたことにより、福祉の世界により近づけたと思います。
・県立大学の先輩方が案内してくれ、とても安心してツアーを終えることが出来ました。先輩方がリードしてくれ様々な体験をすることができたのでよかったです。
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![]() 「福祉のお仕事トークセッション」 |
「手話体験1」 |
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「認知症VR体験」 |
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「南コート大型ビジョンにて YouTube動画放映」 |
「『私とふくし』記入・展示の様子」 |
「振り返り学習」 |
【YouTube動画配信】
イベント当日には南コート大型ビジョンにて健康長寿研究センターYouTubeチャンネルにて公開中の動画の放映を行いました。
YouTubeチャンネルURL:https://x.gd/jKuJX
令和7年度高知県キャリア教育推進事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/2025career01.html
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【お問い合わせ】
高知県立大学 企画調整課
健康長寿研究センター事務担当:倉橋
Tel:088-847-8815 E-mail:career-wlc@cc.u-kochi.ac.jp