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開催日時:平成26年11月9日日曜日 13時30分-16時00分
場所 :高知県立大学池キャンパス
参加者数 : 27名
講師 :准教授 瓜生浩子先生 (高知県立大学看護学部)
実技指導:助教 青木美和先生、大西ゆかり先生、坂元綾先生、下元理恵先生、野島真美先生
平成26年度第2回公開講座「新人看護職者のためのフィジカルアセスメント」が高知県立大学池キャンパスで開催されました。病棟(整形外科、内科)や手術室で勤務されている1年目の新任看護職者の方々が多くご参加くださいました。
まず、講師の瓜生浩子准教授より、フィジカルアセスメントの基本的な知識、呼吸・循環・意識の観察ポイント、手技について講義がおこなわれました。講義をとおし、看護職者のフィジカルイグザミネーション(視診・触診・打診・聴診)による情報を系統的に統合し、患者の身体状況に対する判断をしていく意義や方法について学びを深めていきました。その後、実技では、実際に呼吸・循環の観察部位の確認、胸部の聴診と異常呼吸音の観察をおこないました。高機能シミュレーターを用いた演習では、日頃の実践活動をふまえながら観察した情報を、相手が理解しやすいように伝える報告について意見交換をしました。
参加された方々からは、「聴診や打診の方法など基礎を振り返ることができてよかった。講義だけでなく、演習も出来て、体験しながらの学びだったので、わかりやすかった」、「呼吸音の正常・異常や観察点が知れて良かったです。 講義だけでなく、実践しグループでアセスメントし考えることで、より勉強になりました」、「また本講座があれば参加したいと思います」など、好評をいただきました。
皆様からのご意見を踏まえ、臨床現場のニーズに沿った講座を開催していきたいと思います。ありがとうございました。