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平成27年7月11日(土曜日) 13時~16時、池キャンパスにて「平成27年度高知県介護職員等によるたんの吸引等の実施のためのスキルアップ研修【特定の者】」を開催しました。
この研修は、介護職員等によるたんの吸引等の実施のための研修【特定の者】の修了生を対象とし今年度初めて開催した研修です。
まず、講師の川上理子准教授より、増えている在宅療養中の重度障害児への吸引、閉鎖式気管吸引についての講義を行いました。演習では、6人の受講生が、シミュレーターを活用して、口腔・鼻腔からの吸引の実技の再確認、重度障害児の気管切開部からの吸引、閉鎖式気管吸引の実技を一人ひとり行いました。その後、参加者同士で、事業所間の連携について、それぞれの施設の現状や困りごとについての情報交換を行いました。また、訪問看護ステーションあたご所長安岡しずかさんより、介護職と医療職との連携に関する課題解決にむけた講義、事業所間の情報交換についてのコメントをいただきました。
参加された方々からは、「新しい吸引の勉強ができてすごくよかった」「実地の練習ができ、苦手部分を教えて頂けた」、「他事業所で行われているケアや問題点等が聞け、参考になった」、「すぐ対応をできるようにチームメンバーとの情報交換の重要性が大切と思えた」など、好評をいただきました。
口腔・鼻腔からの吸引の実技再確認 | 重度障害児の気管切開部からの吸引 |
閉鎖式気管吸引 | 事業所間の情報交換の様子 |