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高知県立大学では、土佐市との連携事業に関する協定のもと、土佐市健康づくり課と共に平成24年から小学5年生と中学2年生を対象とした生活習慣病予防健診「とさっ子健診」に取り組んでいます。
今年度、第1回目の「とさっ子健診」を8月21日(日曜日)、8月22日(月曜日)に実施し、2日間で98名の参加がありました。健診では、参加している子どもや家族が楽しみながら健康について学べるよう、今年も健康栄養学部の学生や本学の教職員で「お楽しみコーナー」を設けました。お楽しみコーナーでは、食事に含まれる野菜の量をチェックする企画や、ストレス度の測定、握力測定を行い、多くの皆様に立ち寄っていただきました。野菜の量をチェックするコーナーでは、用意された食事のモデルから、参加者が1食分の食事を選び、その中に含まれる野菜の量をもとに1日に必要な摂取量を確認するなど、野菜の取り方や栄養バランスのよい食事について、健康栄養学部の学生からの説明を真剣に聞かれていました。また、普段なかなか測ることのないストレス測定では、日常生活やストレスについて振り返っている様子が見られました。
また、今年度も健康管理についてのアンケート調査を行いました。調査にご協力いただいた参加者の皆様、土佐市職員の皆様、本当にありがとうございました。今後もとさっ子健診を通じて、土佐市の子どもたちがより良い生活習慣を身に付け、健康的な生活を送ることができるよう、関わっていきたいと思います。
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選んだ食事の野菜の量やバランスをチェック |
唾液アミラーゼによるストレス度チェック |
握力測定 |
看護学部の学生もボランティアとして協力してくれました |