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平成29年11月2日木曜日に健康長寿センター退院支援事業専任看護師の乾看護師が、追手前高校の「高知学」の授業にパネリストとして登壇しました。
1年生250名を対象に、高知の企業、医療関係者によるパネルトークや質疑をとおして、自分の住んでいる地域の現状や課題についての興味・関心を深める授業を行いました。乾看護師は、全国より15年先行して人口自然減となり高齢化率も高い高知で働く看護師として思うことや、病院の看護師でなく、病棟や訪問看護ステーション勤務経験を活かし、住民が住み慣れた地域で安心して暮らすため、地域・病院の多職種が協働できる仕組みを作っている現在の仕事内容などの紹介を行いました。
約1時間のパネルトークの後、参加した高校生からはパネリストに対して「ストレスを感じないための工夫はあるのか」「自分が学生時代に思っていたイメージと、実際働いたときとの違いは?」「学生時代にしておけば良かったことは何か?」「高知県が目指す健康長寿県構想に、今の自分たちができることは?」など、積極的な質問が飛び交いました。
各ホームに戻ってからは、グループワークを行い、「高知は何もないと思っていたけど、豊かな資源がある。活用する方法を考えたい」や、「高齢化社会が高知の武器になる!」などの頼もしい発表もありました。自分たちの知らない未来像や、現在住んでいる地域の課題を知り、将来、うまく高知を活用し、活躍の場にしてほしいと思います。
職業紹介 |
乾看護師からの回答
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高校生からの質疑 |