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11月27,29日に第4回多職種協働研修が開催されました。今回のテーマは「地域特性と多職種協働」です。
前半の講義では、健康長寿センター久保田聰美特別研究員より、~地域で病いを持ちながら暮らす意味を考える~というサブテーマのもと保健師や訪問看護ステーションでの経験や、それぞれの事例に寄り添った地域・社会資源の利用例、事例の強みを引き出し活かす支援方法などの話がありました。後半のグループワークは森下安子教授より、「地域で暮らすことを多職種で支えるには」とのテーマで、大井田病院・田野病院、それぞれの病院が連携している機関の方々と、事例をもとに地域特性を踏まえて、多職種でどう支えていくかを考えました。
研修後のアンケートでは、「専門職の役割分担・連携はもちろん、地域の方の支えも非常に重要であると感じた。病院・地域の協力体制を築くこともこれからの高齢化社会に向けて必要であると思う」「在宅生活において、すぐに介護保険サービスを考えるのではなく、地域の資源も活用していく事が大事だと思った。様々な職種の方と考える事でその人の在宅生活を継続していけると感じた」「自分たちの地域特性を知り、患者さんのインフォーマルなサービスを把握する事で提案の幅が広がるのではないかと思う。こちらから地域包括支援センターを訪ねてみる事もこれからは出来そうに感じた」など、地域・多職種協働がますます活性化していきそうな意見が多くありました。
久保田聰美特別研究員 講義風景 (田野病院) |
森下安子教授 グループワーク 「地域で暮らすことを多職種で考える」 |
グループワーク風景1 |
グループワーク風景2 |
第4回多職種協働研修 田野病院会場集合写真 |
久保田聰美特別研究員 講義風景 |
「地域で暮らすこと」を多職種で考える グループワーク風景 |
グループワーク発表1 |
グループワーク発表2 |