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第3回多職種協働研修を9月20日(木)四万十町会場、9月22日(土)高知市会場にて開催いたしました。第2回と第3回は内容が連続しており、IPW(多職種協働)について文字通り、病院と地域の多職種で考える時間となりました。
<第3回目の研修内容>
■チームビルディング
~ぼっちりな入退院支援チームをつくろう~
①多職種による模擬カンファレンスをやってみよう
②特徴を活かしたチーム作り
③多職種協働のもと目指すチームとは
(社会福祉学部 教授 西内章 / 看護学部 講師 山中福子)
■研修後のアンケートより(抜粋)
:病棟看護師は業務に追われる中での支援になり、入退院支援は地域連携部門に丸投げになってしまってる。多職種チームの役割を十分に果たせていない状況を変えていく必要があると思った。
:現場の多職種とのカンファレンスの在り方について考えることが必要であると思った。在宅生活での課題が入院中に考えられているか、もう一度考えるべきであり、本人・家族の生活を大切にすることが必要だと感じた。
:「カンファレンス=手段」という考え方をつい忘れてしまい、カンファレンス開催が「目的」になっている事がある。何のためのカンファレンスをするのか意識していきたい。
:入院時から情報を持ち寄って多職種が話し合いをすることが大切。退院直前になって慌てることなく患者や家族の思いに寄り添いながら退院に向けて進んでいけるゆとりを持つ必要を感じた。今後は情報シートの活用や在宅との連携を強化していきたい。
:在宅生活を知っているケアマネジャーとして、もっと積極的に在宅の情報提供をしようと思った。現場では入院時のカンファレンスで、在宅からの情報や本人想いの情報が足りない様なので、病院からの連絡を待つ姿勢を変えなくてはと思う。
:多角的な視点、意見の抽出が多職種チームでは容易。一人での視点・判断ではいいケアとはならない事がよく分かった。自院でのチームへ活かしていきたい。
山中福子講師 講義の様子 |
会場全体の様子 |
グループワークの様子 |
退院支援策をグループごとに発表① |
他のグループの発表を聞き |
西内章教授 第2・3回の研修を通して総評 |
会場全体の様子 |
グループワークの様子 |
退院支援策に対して意見交換 |
退院支援策をグループ同士で共有している場面 |
ファシリテーターの先生方からの総評① |
ファシリテーターの先生方からの総評② |
平成30年度退院支援事業について
http://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin1807.html
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高知県立大学総務企画部企画連携課 由比・岡林
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