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退院支援事業 第4回多職種協働研修を10月16日(火)四万十町会場、10月18日(木)高知市会場にて開催いたしました。今回も定員を上回る参加申し込み(両会場で124名)をいただき多職種における活発な意見交換の場となりました。
本事業の特任教授である久保田聰美により「多彩な価値観にアプローチするためのコミュニケーションスキル」と題し、講義とグループワークを織り交ぜ、時には笑いの起きる研修となりました。
<第4回の研修内容>
多様な価値観にアプローチするためのコミュニケーションスキル
~効果的な問いかけとは~
①コミュニケーションスキルの基本
②多様な価値観とは
③動機づけ面接の理論と実践~事例を通して~
研修後のアンケートより(抜粋)
:退院支援、退院調整を行う上で、対象やご家族と関わる機会が多くあります。いつも自分の発言が対象にどう映っているのか気になる事もあります。自分自身、まず聞き手(積極的傾聴)になって対応することを気にかけて、今日学んだ技術を活かしていきたいと思います。
:今までオープンな質問を意識しておらず、会話が終わってしまっていたので、これからは“オープンな質問”を気にかけたいです。また、言葉のチェンジもすごく勉強になりました。ポジティブな言葉へ変換して意思決定支援の時に役立てたいです。
:人の話す言葉の真意を導き出すことが大切。患者や家族のみでなくスタッフ間でも役立つコミュニケーションスキル研修だったと思う。
:コミュニケーションスキルは大変大事なことであり、活用できたらいいのですが、難しさばかり感じてしまいます。しかし研修の最後に、いつも実行するのではなく、「ここぞという時に使う」という言葉で、頑張ってやってみようという気持ちになりました。
:職種によって知りたい情報、必要なコミュニケーションが違う。多職種チームで協力し合って関わっていく必要があると思いました。普段の自分の話し方を見直し、仕事やプライベートに活かしたい。
久保田特任教授 講義の様子
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動機づけ面接 「自分自身の生活の中で変えたいけど |
グループワーク ケアに活かせる情報を得るには
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グループワーク 自分の生活の中で変えたい事を共有 |
自己紹介の様子 |
会場全体の様子 |
グループワーク 事例を読み、自職種が気になる情報を多職種と共有 |
グループワーク 夫婦の会話から互いの価値観を考える |
平成30年度退院支援事業について
http://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin1807.html
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