本文
第2回コーディネート能力修得研修を11月8日(木)高知市会場・15日(木)四万十市会場にて開催いたしました。下記のテーマにてグループワークや事例検討を交え、意見や質問の飛び交う活気のある研修となりました。午前中はチームをどのように成長させていくか、またチームが機能するためのコーディネーターの役割とはどういうものかを丁寧に学びました。午後からは、事例を用いたカンファレンス運営をベースに、場のマネジメント、参加者それぞれの役割機能の大切さをグループワークの中で体感出来た研修となりました。
1、退院支援におけるチームビルドとコーディネート
<チームビルドの視点>
成果を出すチームをつくること:チームの発展過程への視点
<コーディネーターの視点>
チームを俯瞰できること:包括的あるいは統合的視点
(社会福祉学部 教授 西内章)
2、 機能する多職種チームを作るには? ~ご機嫌なチームを作ろう!~
:カレーライスパスを作ろう!
:機能するカンファレンスとは?
:場のマネジメントと俯瞰するチカラ
(事業担当 特任教授 久保田聰美)
研修後のアンケートより(抜粋)
:カンファレンスで、どうすればファシリテーターを上手くできるようになるかを考えていたが、記録係やタイム
キーパーと協力すれはスムーズにできそうだと学んだ。日々、訓練していきたい。
:現在、現場でのカンファレンスには、記録係だけでファシリテーターやタイムキーパーもいない。医師主導の
一方的なカンファレンスになっているので変えていきたい。今後、引き続き俯瞰力を鍛えていきたい
:1つの職種でなく、チームで一緒に視点や目標を合わせていく大切さを改めて理解できた。また、カンファレン
ス運営においてファシリテーターが責任を負うのではなく、参加者が役割を分担しサポートしていく事も大切
だと分かった。病院での他の職員への働きかけも課題で、どう取り組んでいけばいいか考えていきたい。
: 場のまとめ方を学んだ事がなかったのでその視点を学んだ。研修へ参加する前は、意見を言う事に終始し
ていたことに気づいた。今後のカンファレンスや話し合いに役立つものとなった。メンバーとしての参加の
姿勢も身に着ける事が出来たので、退院支援の場に繋げていきたいと思う。
:カンファレンスは行っているが、意図的な意見、対立意見を出すことも必要だと思った。今やっているカンファ
レンスはあまり対立した意見がでることもないので、あえて対立の意見を出すこともやってみようと思った。
会場全体の様子 |
社会福祉学部 教授 西内章 講義の様子 |
事例を用いて退院後の方向性を検討するカンファレンス |
総括 事業責任者 教授 森下安子 |
会場となった四万十市防災センター |
コーディネーターの視点: |
ファシリテーター、記録係、タイムキーパー、その他の参加者、 |
健康長寿センター 特任教授 久保田聰美 講義の様子 |
平成30年度退院支援事業について
http://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin1807.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学総務企画部企画連携課 由比・岡林
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8700 Fax:088-847-8670