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第3回コーディネート能力修得研修(最終回)を10月8日(火曜日)に開催しました。本研修は、今後地域・病院・多職種協働型の入退院支援推進におけるリーダーとして活躍を期待され、所属施設の推薦を受けた皆さんが目標(※1)に向けて全3回の研修プログラムを履修するものです。
本研修では看護学部の久保田聰美教授を講師に、昨年多職種協働研修で行った公開模擬カンファレンスを教材DVDとして使用しながら、「コーディネーターに必要なスキル~リアルカンファレンスを通して実践してみよう~」と題して研修を行いました。特にファシリテーションについては講義と演習を繰り返し行い、現場でのカンファレンスにおいて多様な価値観を尊重しつつ、どう合意形成を行うか、一番大切な患者・家族の意思は置き去りにされていないかグループワークで振り返りました。
研修後には、事業責任者の森下安子教授からの総評と、修了証書の授与を行いました。
※1 《 コーディネーター能力修得研修の目標 》
(1)病院と地域では入退院支援に対する考え方にズレが生じやすいことを理解できる
(2)それぞれの専門職においても、個々の教育課程や専門性の違いから価値観の違いが生じる場合がある事を理解した上で、チームの構築やチームアプローチの必要性を理解できる
(3)経験年数や力量により「入退院支援の質」に大きな差が生まれないように入退院支援の仕組みを可視化し、地域全体で共有する大切さを理解できる
(4)入院直後から地域とつながり、退院後の生活を見据えた支援方法を一緒に検討する必要性を理解できる
■研修後のアンケート(抜粋)
久保田聰美教授の講義の様子 |
会場全体の様子 |
公開模擬カンファレンスを鑑賞中 |
グループワークの様子 |
グループワーク後の発表の様子 |
ワールドカフェの様子 |
修了証書授与 |
研修おつかれさまでした! |