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10月12日(水曜日)に、第1回・第2回多職種協働研修を開催いたしました。
「地域との協働」「多職種協働」「入退院支援の仕組みづくり」をキーワードに地域連携部門の看護師・MSWに限らず、病棟やセラピスト、薬剤師、管理栄養士、栄養士、事務系職種など入退院支援に関わる病院スタッフと地域の多領域の専門職の役割を理解し実践につなげる全5回の研修を実施しています。
【研修内容】
<第1回>
□ 入退院支援におけるコーディネート能力修得研修の位置づけ
入退院支援事業責任者 看護学部 教授 森下 安子
□ 入退院支援における多職種協働の実際と必要性
①入退院支援での薬剤師の関与と多職種連携
ひつざん薬局 管理薬剤師 伊藤 悠人氏
②理学療法士の立場で多職種協働を考える
一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク
代表理事 理学療法士 下元 佳子氏
<参加者からの感想※抜粋>
・コロナ感染状況が落ち着き、講師の先生方の話を直接聞けて良かった。対象の方だけでなく、家族の生活も考えて支援する必要性を改めて感じた。
入院中から情報共有し、目標や役割を明確にしながら対応する練習ができ、勉強になった。
・多くの職種の方々の意見を聞く機会が得られて大変有意義で、参考になった。
特に、講義頂いた伊藤先生のお話は、知らないことが多く今後、患者様のサポートにいかしていきたいと考えている。
・退院までに、在宅移行に向けて目標実現のための支援内容として各専門職が成しえる事をより具体的に考えることができて勉強になった。まずはあきらめない→大切なことだなと思った。
ひつざん薬局 管理薬剤師 伊藤 悠人 氏 |
一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク |
グループワークの様子 |
グループワーク発表の様子 |
【研修内容】
<第2回>
□ 入退院支援
~地域・病院・多職種が協働で支援しよう~
入退院支援事業責任者 看護学部 教授 森下 安子
<参加者からの感想※抜粋>
・同じ患者様を対象にしていても、課題に感じる部分や解決策がそれぞれの職種で少し異なっており、新鮮に感じ学びとなった。
・訪問看護では、すでにケアマネがほとんどプランニングしてくれての依頼が多い。今回の研修では、退院されるまでの課題についての意見交換も多くフレッシュな気持ちになれた。
今後の新たなケースだけでなく、現サービス中の患者様の支援にいたるまでのイメージにつながりやすくなったのではないかと思う。
・コロナ禍で入院中家族と会えない状態が続いて家族が本人の状態が全く分からない事がある。病院によっては退院間近になって家族と連絡を取り出し、時間がない中での調整もあり、今日の研修のように入院時から特に家族との見える説明が出来たらと思う。
グループワークの様子 |
グループワークの様子 |
リモートワーク参加者発表の様子 |
一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク |
令和4年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin202201.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学 担当教員:看護学部特任助手:横川
教務支援部教育研究戦略課 事務担当:由比・福重・松下
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8815 Fax:088-847-8579