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平成29年度より行っている「入退院支援コーディネート能力修得研修」の修了者を対象としたコーディネーター継続研修を四万十市会場(11月16日)と高知市会場(12月1日)の2か所で開催いたしました。
本研修は、入退院支援コーディネート能力修得研修後の自施設での活動を振り返り、仲間と共に成長と課題を共有することで、地域ごとの研修修了者のネットワークを構築するとともに、地域や病院での入退院支援システムの改善に取り組む能力を向上させることを研修目的としています。
【 研修内容 】
□モニタリングシート活用マニュアルについて
看護学部特任教授 森下 安子
□「地域・病院・多職種協働を繋ぐコーディネートとは?」
~あふれる情報を現場の知恵につなげよう!~
看護学部教授 久保田 聰美
□ ゲストスピーカーよりコーディネーターとしての活動報告
【四万十市会場】「当院におけるコーディネーターの役割~コーディネーター会を通じて~」
大井田病院 理学療法士 中山 慎也 氏
【高知市会場】 「事例を通して実感した退院支援コーディネート」
リハビリテーション病院すこやかな杜 地域連携室 看護主任 別役 真弓 氏
□グループワーク
「コーディネーターとしての今までの取り組みを振り返ってみよう!」
□地域からの取り組み報告
【四万十市会場】四万十市地域包括支援センター 主任 安岡 稚奈 氏
居宅介護支援事業所 介援隊 代表取締役 福地 栄信 氏
幡多福祉保健所 地域支援室 地域連携担当 主査 門脇 加奈 氏
【高知市会場】居宅介護支援事業所とも 管理者 山本 千草 氏
四万十町地域包括支援センター 十和支所長兼大正支所長 池田 康人 氏
高知市基幹型地域包括支援センター 係長 田部 佳枝 氏
□グループワーク
「地域・病院・多職種の連携の課題の共有・解決策に向けての取り組み」
<研修後のアンケート ※抜粋>
・自施設の課題を整理し、何から始めていくかと考えることができた。地域との情報共有や連携を強化していきたい。
・地域と共に考えることを、座談会として始めたばかりなので、これを続けていかなければと思う。
・自施設だけではなく、地域としての問題(課題)として考えることができた。
・色々な感染による規制がある中、スムーズな退院を行うためにzoomや、はたまるなどのICTも活用するなど色々な連携のとり方を検討していきたい。
・久しぶりにコーディネーターの研修に参加し、他病院の取り組みや課題を話し合いとても刺激をもらった。時代に遅れないように、これからもっと改善すべき所があると思った。他病院ではリハビリスタッフがリーダーとなって、取り組んでおり、本院でも、もっと多職種での取り組みになればと思った。
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令和5年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin202301.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学 担当教員:看護学部特任助手:横川
教務支援部教育研究戦略課 事務担当:由比・松下
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8815 Fax:088-847-8579