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平成29年度より行っている「入退院支援コーディネート能力修得研修」の修了者や「多職種協働研修」を修了された方、入退院支援事業に参画いただいた機関の皆様を対象としたコーディネーター継続研修を四万十市会場(11月29日)で開催いたしました。
本研修は、入退院支援コーディネート能力修得研修終了後や本事業に参画した後の自施設での活動を振り返り、仲間と共に成長と課題を共有する事で、地域ごとのネットワークを構築するとともに、地域や病院での入退院支援システムの改善に取り組む能力を向上させることを研修目的としています。
【 研修内容 】
□コーディネーター継続研修の位置づけ
看護学部 特任教授 森下 安子
□入退院支援において地域・病院・多職種の連携についてともに考えよう
看護学部 教授 久保田 聰美
□グループワーク
幡多地域の入退院支援について語ろう
~地域・病院・多職種の連携に向けて~
<研修後のアンケート ※抜粋>
・カンファレンス等を行う際、ファシリテーターの役割として話し合いがすすめられるように、目標に対する介入が早期から行えるようにしていきたい。在宅側の方の意見が聞けて、今後入退院支援を行っていくにあたり、もっと密にケアマネ等と連携していけるように心がけていきたいと思った。
・看護師からケアマネジャーに転職し、病院のおおまかな事情も知りながら在宅で生活する高齢者の方々のコーディネートする立場として、私にできる支援は何ができるのかを振り返りさせていただく事ができたように思う。まだまだ、ケアマネジャーとしては経験が浅く、どうしても看護師としての目線で関わってしまいそうになる自分もいる。今日の研修に参加させて頂き、改めて在宅サイドから医療現場や、サービス提供事業所にコンタクトを取る時にどのようなコミュニケーションの取り方で関わると良いか、という事を学ばせて頂いた。
・職場を振り返った際に、心理的に安全性の高いチームになれているかどうか考えた。色々なカンファレンスに参加する中で、新人さんもベテランさんも、職種も違っている中で、自分ができる役割も、カンファレンスによって違うことに気がついた。基本的に患者さん、家族さんの為の話し合いをしているが、その基本から外れてしまっていることもあるなとつくづく思った。また病院に持ち帰り、みなで共有できるようにしたい。
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令和6年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlrc/taiin202401.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学 担当教員:看護学部特任助手:横川
地域連携部企画調整課 事務担当: 松下・三本
〒781-8515 高知市池27