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【入退院支援事業】R7.7.14 第1回・第2回多職種協働研修 開催報告

ページID:0037981 更新日:2025年7月16日更新 印刷ページ表示

【入退院支援事業】R7.7.14 第1回・第2回多職種協働研修 開催報告

7月14日(月)に、第1回・第2回多職種協働研修を開催いたしました。
 「地域との協働」「多職種協働」「入退院支援の仕組みづくり」をキーワードに病院の地域連携部門の看護師・医療ソーシャルワーカー(MSW)に限らず、病棟やセラピスト、薬剤師、管理栄養士、事務系職種など入退院支援に関わる病院スタッフと地域の多領域の専門職の役割を理解し実践につなげる全5回の研修を実施しています。

第1回 開催内容

1 入退院支援事業の概要と多職種協働研修の位置づけ​

事業責任者 看護学部 特任教授 森下 安子

2 入退院支援における多職種協働の実際と必要性

①入退院支援における薬剤師の関与と多職種連携
 高知県薬剤師会 理事 ひつざん薬局朝倉店 伊藤 悠人 氏

②理学療法士の立場で多職種協働を考える
 一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク 代表理事 理学療法士 下元 佳子 氏

3 グループワーク

講演後、「入院早期における『退院に向けての課題』を多職種で考える」をテーマに、事例を用いたグループワークを実施しました。
参加者は、様々な職種の視点で退院に向けた患者の課題についてディスカッションを行い、患者の身体状況だけではなく、生活課題や心理的側面を含む多岐にわたる課題について、意見が交わされました。

​<参加者からの感想※抜粋>

・薬剤師さんの多職種連携での内容は知らない事ばかりだったので、病院へフィードバックしたい。また、理学療法士さんの思いについても知ることができて良い学びになった。
・その人らしい生活のために患者、家族を中心として私達がどのような働きかけが必要なのかまだ初歩段階ですがわかってきました。退院までの事しか分かっていませんでしたが、その後の薬剤師さんの働きかけについて学び、入院時から出来そうな事もありました。実践していけるよう、病院に持ち帰り提案したいと思います。​
・薬剤師さんの役割を改めて学び、ご相談することもできたので良かったです。下元先生にも、具体的にゴールを共有する多職種協働のヒントをいただけました。

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会場全体の様子

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看護学部 特任教授 森下 安子

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高知県薬剤師会 理事 
ひつざん薬局朝倉店 伊藤 悠人 氏

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一般社団法人ナチュラルハートフル
ケアネットワーク
代表理事 理学療法士 下元 佳子 氏

第2回 開催内容

1 入退院支援 
  ~地域・病院・多職種が協働で支援しよう!~

事業責任者 看護学部 特任教授 森下 安子

2 グループワーク

第2回は、「地域・病院・多職種が協働で支援しよう!」をテーマにグループワークを行いました。
今回のグループワークでは、第1回と同様に一人暮らしの患者の事例から退院後の在宅生活を中心にディスカッションを行い、在宅生活に向けた課題や目標の検討、目標の実現に向けた多職種においての具体的な支援について、活発な意見交換を行いました。
​<参加者からの感想※抜粋>
​・なかなか聞けない別の機能をもった職種の方の意見を聞くことが出来て、こういった所に目をつけていくのかと考えさせられました。
・事例を通して、他職種の方と協議が出来て良かったです。各専門職が考える視点、見える視点が違うため、短時間でも目標や課題を共有する時間を持ちたいと思いました。
・グループワークで意見を伝える事に苦手意識がありました。自分の意見を知ってもらう、他の意見を知ることができるとても大切な場だと改めて学びました。現場でもソーシャルワーカーとしての意見を伝える、多職種の意見を理解する意識が大切ですね。

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グループワークの様子①

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グループワークの様子②

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参加者発表の様子①

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参加者発表の様子②