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平成29年度より行っている「入退院支援コーディネート能力修得研修」の修了者を対象としたフォローアップ研修を高知市会場(12月12日)と四万十会場(2月22日 ※オンライン)で開催いたしました。
入退院支援コーディネート能力修得研修後の自施設での活動を振り返り、仲間と共に成長と課題を共有することで、地域ごとの研修修了者のネットワークを構築するとともに、地域や病院での入退院支援システムの改善に取り組む能力を向上させる”ことを研修目的として、下記の内容で行いました。
【 研修内容 】
◆ 講義:「地域・病院・多職種協働を繋ぐコーディネートとは?」
~あふれる情報を現場の知恵につなげよう!~
◆ 活動報告
・高知市会場(リハビリテーション病院すこやかな杜、田野病院)
・四万十会場(幡多けんみん病院、大井田病院)
◆ グループワーク
「日々のケアを地域につなげるための仕組みづくり ~入退院支援コーディネーター編~」
研修後のアンケートより(抜粋)
【高知市会場】
・多職種で入退院支援に関わることによって、それぞれの違う価値観を尊重し、目標を立てて関わっていくことの重要性を再認識することができました。
・チーム医療、多職種との連携の必要性等、具体的に学べて分かりやすかったです。また、グループワークを通してメンバーと意見を出し合ったりすることが楽しかったです。
・入退院支援事業に参加する病院が高知市でもっと増えることを願っています。「在宅療養」や「在宅看取り」等に対する「本人」「家族」の思いを支援者が十分に聞き取り共有し話し合い「本人」にとっての最善は何かを重視した入退院支援につながると思います。他施設の取り組みなどが聞けてとても参考になった。事例を通して、課題の解決に向けた取り組みなどを考えることができ、実際の現場でも活用していきたい。
・自身の意識づけや自身を律するために定期的なフォローアップ研修を希望します。
・去年の研修の振り返りもでき、改めてコーディネーターの役割について理解することができ、自身としても自覚が持てました。
【四万十会場】
・カンファレンスの大切さを再認識しました。毎日のカンファレンスが定着しつつあるとはいえ、その質を問われるとまだまだかなと思うところがあるので、今後は多職種をなるべく巻き込み、チームでの退院支援につなげていきたいと思います。
・多職種と情報共有ができるよう、カンファレンスやシートなど有効活用していきたい。
・入退院支援を行うための土台はあると感じたので、活用できるように努めていきたい。
グループワークの様子 |
看護学部教授 久保田聰美による講義 |
ゲストスピーカーより活動報告 |
ゲストスピーカーより活動報告 |
グループワークの様子 |
各グループのグランドルール |
【四万十会場】 ※オンライン開催
大学からオンライン開催 |
講義の様子 |
当日の参加者(※抜粋) |
ゲストスピーカーの発表 |
令和2年度 入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin2006.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学 総務企画部企画連携課 由比・乾・沖野
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