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高知医療センターとの包括的連携事業の一環として、令和6年度に本学教員及び高知医療センター管理栄養士により高血圧患者とその家族に向けた減塩食レシピの考案と試作を行い、減塩レシピ集を作成しました。
高知県民の一日の食塩摂取量は男性9.7g、女性8.4g(令和4年高知県県民健康・栄養調査)で、日本人の食事摂取基準(2020 年版)の目標量と比較して男女ともに2g ほど多く摂取している現状があり、食塩の過剰摂取は高血圧や胃がん等、生活習慣病の発症リスクとなります。
また、減塩は高血圧症や心血管疾患、脳血管疾患等の動脈硬化性疾患や慢性腎臓病といった様々な疾患の食事療法の基本となります。
本事業では高知医療センター栄養局の管理栄養士と協働し、高知県民への減塩の啓発、減塩を要する患者の食事療法の一助となることを目的としています。
令和7年度にはこのレシピを元にした料理教室を開催する予定です。
「減塩レシピ集」のダウンロードはこちらから (PDFファイル:1.14MB)