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母性看護学領域では、マタニティ・サイクルにある女性やその家族、また、ライフサイクル各段階におけるリプロダクティブ・ヘルスに関連した女性の健康に焦点をあて、女性やその家族がもつ力を十分に発揮できることを支援する看護を探求していきます。母性や女性を取り巻く環境は大きく変化し続けており、健康を脅かす社会問題の解決を含めた包括的な健康支援が推進されています。時代の変化や多様化するニーズに応えるため、健康に影響する社会的背景や国内外の動向を知り、多角的な視点を養うとともに、母性看護に関する理論や概念、研究成果の活用を学び、新しい可能性を模索しながら、包括的な支援能力や高度な課題解決力を身につけていきます。
母性看護学領域は、母性看護に関する幅広い知識を得て、親になることやリプロダクティブ・ヘルスに関わる現象や看護実践の課題の探求と解明に向けて研究的に取り組む能力を習得します。母性看護の実践的課題に根差し、自らの看護観や実践を見つめ直す学びを支援します。学生の皆さんが探求したいテーマに応じて、学びや成長をサポートします。日々の実践の中で解決したい課題をもっている方、実践に活かす研究の知識を身につけたい方、専門領域を深めたい方、是非一緒に学びましょう。
高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程
母性看護学 教授 渡邊 聡子
〒781-8515 高知県高知市池2751-1
Tel:088-847-8719
e-mail:watanabe_satoko@cc.u-kochi.ac.jp