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研究コース-看護管理学

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ページID:0027329 更新日:2023年8月3日更新 印刷ページ表示

看護管理学-研究コース [博士前期課程]

看護サービスの質の向上を目指して​

 急速に変化するヘルスケアシステム、人的資源管理システム、医療・看護の質と評価システムにおいて、多様化するニーズや価値観にも対応できる創造的かつ柔軟なリーダーシップを発揮できる能力の育成を目指しています。
 具体的には、看護実践の場での管理上の問題解決に関わる研究や看護の実践能力の開発に関する研究、などに取り組んでいます。
 また、高知医療センターとの包括的連携事業では、看護局の中間管理職を対象としたマネジメントリフレクションや多職種を対象としてQC サークル活動を定期的に実施しています。その他、健康長寿センターにおいても、他領域や他学部の教員と「多職種協働」で様々な事業を展開しています。特に「地域・病院・多職種協働型入退院支援体制の構築」事業では、管理者研修、看護管理者研修、多職種協働研修、コーディネート能力修得研修、入退院支援コーディネーターフォローアップ研修を担当し、受講者は、高知県全域に拡がっています。このように看護管理学領域の教員の活動は、多岐に渡り、看護管理学を基盤とした理論とスキルを臨床現場に活かす場が学生の学びの場にもつながるシステムがあります。

カリキュラム

修了生の活躍

 修了生の活躍の場は、看護部長や師長に代表される医療機関の看護管理者だけでなく、保健福祉施設の管理者、教育機関・研究機関での教員や研究職と幅広い場があります。また、看護管理学を学び、看護の質を管理する視点をもつスタッフとして働き続ける修了生も増えてきました。年に数回定期的に開催しているケア検討会やリカレント教育では、修了生も気軽に参加し、看護管理に関する課題を熱心に議論し、修了生が交流する場になっています。

受験生の皆様へ

 看護管理学領域は、多様な背景を持つ学生同士で学ぶ環境があるのが魅力です。近年、看護管理者の経験のない学生も増えて来ています。「看護の質」と真摯に向かい合う姿勢さえあれば、管理者経験の有無は問いません。むしろ、多角的に「看護管理」の現象を捉えることの方が重要です。看護管理学領域では、毎週定期的に抄読会を開催しており、輪番制で興味のある文献を選択し、クリティークを行っています。会の運営は、博士前期課程の学生主体で行っており、入学時点ではわからなかったことも、回を重ねるうちに理解が進み、司会進行も板についてきます。更に修士論文で自分のデータを取り扱う頃になると、後輩を指導できるほどに成長しています。

研究テーマ

 ・看護におけるリーダーシップに関する研究
 ・看護チーム、多職種連携に関する研究
 ・看護組織、看護システムのマネジメントに関する研究
 ・看護職の成長支援に関する研究
 ・看護職のキャリア発達に関する研究

看護管理学領域に関するお問い合わせは、下記へご連絡下さい。

高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程
看護管理学 教授 久保田 聰美
〒781-8515 高知県高知市池2751-1
Tel:088-847-8714
e-mail:kubota_satomi@cc.u-kochi.ac.jp


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