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災害・国際看護学-看護学領域について:看護学専攻

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ページID:0027350 更新日:2023年4月3日更新 印刷ページ表示

領域紹介 看護学専攻 - [博士前期課程]

災害・国際看護学

被災住民と災害支援者をささえます

平成30年の西日本豪雨災害では、災害看護学領域の学生と本研究科の他の看護学領域の学生が、愛媛県の宇和島市災害ボランティアセンターで活動しました。ボランティアセンターでは救護班を立ち上げるとともに、センター運営の支援を行いました。また、この活動は、その後外部資金を得て継続させ、長期的な支援活動となりました。
 平時の活動としては、高知県下の幾つかの地区にて、避難訓練に参加したり、減災ワークショップを実施しています。また、小学校や中学校、高校にて、地域を巻き込んだ体験型の防災学習を行っています。小学校では、「クイズで災害を学ぼう!通学路にかくれているキケン」と題して、高校では「知って助かる災害看護」、「身近なものを使った応急処置」、地域では「ポリ袋を使った炊飯」など、対象者に応じて工夫しながら研修会などを行っており、地域の減災力を向上させるとともに、学生の良い学びの機会となっています。

カリキュラム

受験生へのメッセージ

 災害・国際看護学領域は、平成24年に採択された文部科学省の博士課程教育リーディングプログラムに始まります。平成23年に起きた東日本大震災を契機として、兵庫県立大学、東京医科歯科大学、千葉大学、日本赤十字看護大学、そして本学の5大学による、災害看護グローバルリーダー養成プログラム(通称DNGL)が文部科学省に採択され、災害看護学の大学院教育が開始されました。このプログラムを修了すると学位記に博士(看護学)に加えて、「Disaster Nursing Global Leader」が付記されます(このことは、新しくなる災害・国際看護学領域を修了しても同様です)。
 大学の連携を維持したまま令和3年4月から、5年一貫の博士課程から、区分制博士課程(博士前期課程と博士後期課程)に移行します。新しい課程では、社会のニーズに沿って、本学の強みである感染症看護、環境衛生看護、共生社会看護、人道支援看護、災害看護管理の各セミナーを新設するなどカリキュラムを充実し、さらに発展し生まれ変わります。
 これまでは、5年一貫であったため、経済的視点から5年間の大学院生活の困難性を示す人もいました。また、既に修士課程を修了しているので、最初からやり直したくないという人もいました。しかし、区分制博士課程になったことから、これらのニーズに対応することができるようになり、さらに博士前期課程にて、災害看護学を学んで来なかった人でも、後期課程の3年間に環境防災学、災害看護活動論(準備期)、災害時専門職連携演習などの5大学が提供する災害看護のコンソーシアム科目の履修、災害看護学の専門科目の履修、および災害看護学の博士論文を執筆することにより、同様に「Disaster Nursing Global Leader」が付記された、博士(看護学)の学位記が授与されます。このコンソーシアム科目は、博士前期課程でも履修します。
 本領域の教育目標は、「人間の安全保障を基本理念として、災害状況でも『その人らしく健康に生きる』ことができる社会の実現に向けて、学際的、グローバルな視点から災害・国際看護の実践と災害・国際看護学の発展に貢献できる能力を有し、災害・国際看護学を教育できる人材を育成する」です。これは、DNGLプログラムを踏襲しており、養成する人材像も同様に、以下の人材像を掲げています。(1)人間の安全保障を理念として、いかなる災害状況でも「その人らしく健康に生きる」ことを支援することができる能力を有している。(2)災害サイクル諸局面において「健康に生きるための政策提案」に取り組むことができる能力を有している。(3)グローバルな視点から安全安心な社会の実現に向けて、産学官との連携を築き、制度やシステムを変革できる能力を有している。(4)学際的な視点から災害・国際看護学を構築し、研究開発・教育できる能力を有している。です。

受験生へのメッセージの画像

災害・国際看護学に関するお問い合わせは、下記へご連絡ください。

高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程
災害・国際看護学 教授 木下 真里
〒781-8515 高知県高知市池2751-1
Tel:088-847-8762
e-mail:kinoshita@cc.u-kochi.ac.jp​


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