ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 高知県中山間地域等訪問看護師育成講座 > 令和6年度「訪問看護スタートアップ研修」新卒枠・中山間枠(セカンドコース)・全域枠 修了式の報告

本文

令和6年度「訪問看護スタートアップ研修」新卒枠・中山間枠(セカンドコース)・全域枠 修了式の報告

ページID:0035424 更新日:2025年4月10日更新 印刷ページ表示

令和6年度「訪問看護スタートアップ研修」新卒枠・中山間枠(セカンドコース)・全域枠 修了式の報告

令和7年3月17日(月曜日)13時25分~13時45分、「令和6年度訪問看護スタートアップ研修修了式」を執り行い、新卒枠1名、中山間枠1名、全域枠1名が研修を終え、修了の運びとなりました。

高知県健康政策部在宅療養推進課長の小野哲郎様からは「地域の中で医療介護福祉サービスの提供体制を確立させてネットワークの強化を図る地域包括ケアシステムの構築を進めるためには医療機関や訪問看護ステーションの看護師の方々もこのネットワークの重要な役割として担っていただくことが必要です。この講座を修了した仲間の存在や修了生としての誇りを忘れずに県民の皆様が安心して暮らし続けられる地域づくりを目指して今後も県の取り組みにご協力をいただけますようよろしくお願い致します。皆様がさまざまな形でご活躍されることをご期待申し上げます。」とお祝いの言葉をいただきました。

 久保田聡美健康長寿研究センター長からは、「人口減少という危機的な状況にある本県において、住み慣れた地域で安心して暮らせる仕組みの中で訪問看護の役割はますます重要になってきます。やっぱり高知で生まれてよかった、高知で訪問看護の寄附講座があってよかったと思えるような存在になるためにも皆様は一人のロールモデルとして気持ちを引き締めてこの講座で学んだことを活かして現場に持ち帰り、後輩にも伝えていってほしいと思います。」とのメッセージをいただき、一人一人へ修了証が手渡されました。

講座教員からは「課題先進県である本県の在宅ケアの質を向上していく仲間が増え本当に頼もしく思います。これからは、ともに課題の解決に向け、知恵を出しあって、高知県の在宅ケアを創造していきましょう」、「振り返りやケースプレゼンを通して、訪問看護以外に社会資源がない中で、医療ニーズの高い方々の“家で暮らしたい”を支えるためにはさまざまな知恵を絞って支援していくことが必要であると感じました。みなさんのおかげで在宅看護の重要性に改めて気づくことができました。ありがとうございました。」などのメッセージがありました。

 修了者の方々からは、「講座で学んだことを十分に発揮し、専門職として、一人の人間としても信頼される看護師になれるよう精進していきたい」「これからも困った時に相談したいと思える仲間ができ今回の研修に参加してよかった」「様々な看護の視点を学んでいく中で、自分自身の看護を振り返るいい機会となりました」といった声が聞かれました。

 今年度は高知県内各地の訪問看護ステーション、医療機関、施設勤務などから研修を受講され、合計17名の方が修了されました。本研修での学びを活かし、多機関多職種、地域住民の方などとのネットワークを築き、安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献していただきたいと思います。

 最後になりますが、受講生の皆様を快く研修に送り出してくださった職場の皆様、支えてくださったご家族の皆様にも深く感謝を申し上げます。

 今後も、新卒枠の方は2年目の看護技術研修や病棟研修を行いながら、中山間や全域枠の方は修了者フォローアップ研修をご案内するなど継続的な学びを支援していきたいと思います。

 

IMG_5816.JPG