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「訪問看護スタートアップ研修」が開講し、2ヶ月が経ちました。初めは緊張ぎみだった受講者達も、共に講義や演習を受け、意見交換をするうちに、少しずつ自分が目指す訪問看護のあり方や訪問看護師の姿が見え始めてきたようです。
受講者達は訪問看護にかかわる保健医療福祉政策の動向や在宅ケアシステム、訪問看護過程などの概論を学び、グループワークをとおして他者の考えを聞き、自分の意見を述べ、様々な視点で在宅ケアを考えてきました。また、服薬管理や清潔ケアなど利用者さんの日常生活に対する援助、スキンケア・ストーマケアや人工呼吸器の取り扱いなど個別性に応じた看護技術の演習なども行い、「早速、訪問でやってみた」と実践にもつながっています。
大学で学ぶ日、所属施設で勤務する日、と多忙ではありますが、周囲の人々のサポートを受けながら、着実に力をつけています!
先生の経験や実践を交えた講義は、 訪問看護に活かすことができるものばかりです。 |
実際にやってみて手技を確認し、 技術を確実に身につけます。 |
受講者同士で話し合うことで、視点の広がりや 新しいアイディアが生まれます。 |
利用者さんと同じ状況を体験すると ケアや介助方法の検討も、より具体的になります。 |