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平成29年12月21日(木曜日)、11時30分~12時
平成29年度後期の「訪問看護スタートアップ研修」全域枠(3ヶ月間)の修了式を行いました。10月に開講し、35科目・144時間の約3ヶ月間の期間を、仕事と研修を両立させながら、新たに13名が修了しました。
本学健康長寿センターの池田光徳センター長、本講座責任者の森下安子教授から「この講座は平成27年からスタートし、平成30年3月で計64名が修了されます。その修了者の方たちが一丸となって、高知県の訪問看護の中心になっていくことと思います。力いっぱい羽ばたいていってください」、「この研修には訪問看護ステーションだけではなく、病院の方も参加されていますが、病院から在宅看護の視点をもって看護を提供していく人材が必要になってきており、訪問看護師に繋いでいく役割が求められています。平成30年3月には64名が修了しますが、訪問看護の視点をもった方が高知県に増えてきていることをとても嬉しく思います。皆さんは、高知県の在宅ケアを推進していくために一緒に取り組んでいく仲間ですので、ともに活動していきましょう」とお祝いの言葉がありました。
修了者からは「グループワークをとおして色んな方の意見や経験を聞かせていただいて、とても勉強になりました。13名の仲間、先生方との出会いも何かの縁だと思うので、これからも繋がっていきたいです」、「これからは病院から在宅へ、継続した看護を受けることが出来るように、学んだことを継続して実践していきたいと思います」、「1月から訪問看護ステーションを立ち上げることになっていますが、少しの期待と大きな不安があります。地域の方たちがどのような訪問看護を求めているのか、どのような訪問看護が必要なのかを模索しながら、少しずつ自信をつけていきたいです」等の感想が述べられました。
同じ研修を受け、ともに学び合った仲間が、それぞれの地域で活躍されることは、高知県の在宅ケアにとって、とても重要なことだと思います。これからも研修で出会った仲間、教員、先に修了されている修了者とも交流をしながら、利用者さんや地域に信頼される存在となっていただきたいです。
池田センター長によるあいさつ |
修了証書授与 |
担当教員からの贈る言葉 |
全域枠13名の修了者 |