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平成30年度「新卒2年目・修了者フォローアップ研修会」 開催報告

ページID:0014149 更新日:2019年4月4日更新 印刷ページ表示

平成30年度「新卒2年目・修了者フォローアップ研修会」 開催報告

 平成31年3月16日(土)13時30分~15時、社会医療法人近森会近森病院、在宅看護専門看護師の山本詩帆氏を講師でお招きし、「退院支援と訪問看護の役割」をテーマに、新卒2年目・修了者フォローアップ研修会を開催いたしました。、参加者は新卒2年目訪問看護師4名、訪問看護ステーション、病院・診療所の看護師7名と教員1名が聴講し、講義だけでなく、対話形式で進行いただき、退院支援に関する病院の動向から訪問看護の役割などを学び、課題の共有等を行いました。

 今回の研修では、退院支援に関する用語も丁寧に整理していただき、退院支援のプロセスを具体的に理解することができました。病院の機能や役割を知り、連携はお互いが歩み寄ることが重要であること、看護者として医療と生活をトータルでマネジメントする必要があることなど、貴重な学びの機会となりました。

 受講者は、「病院の機能など初めて聞き、よく理解できた」「ご本人や家族の望む生活を中心に考えていたが、看護者として疾患や生活をトータルマネジメントする視点が重要だと思った」「病院も在宅も歩み寄り、お互いが理解し看護の力を発揮できるようにしたい」といった感想が聞かれました。

 今後も在宅移行支援は重要な看護の役割となっていきます。そのためには訪問看護師が退院時だけでなく、在宅療養中、病状の変化した時、入院時など切れ目なく医療機関等と連携していく必要があり、今回の学びを明日からの実践に役立ててくれるものと思います。今後も、地域で生活する療養者と家族を支援するために必要な研修会も予定しておりますので、是非ご参加ください。

 

 

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  研修の様子