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令和元年7月24日(水)16時00分~16時30分
2019年度前期「訪問看護スタートアップ研修」全域枠の修了式を行い、約3ヶ月間、仕事と研修の両立を経て、全域枠3名が修了しました。
本学健康長寿センターの池田光徳センター長から「訪問看護師が利用者さんのところに行き、そこで判断、処置をしてケアを行うことには冷静沈着な判断が求められます。大学で学んだことを活かして現場でも冷静な判断をしてください。また、医療情勢は今後ますます在宅で療養される方が増え、訪問看護のニーズが増えることが予測されます。本学での学びを活かして今後もご活躍されることを期待しています。」と挨拶がありました。
本講座責任者の森下安子教授からは「仕事をしながら研修を受けることの大変さと、看護することのおもしろさを掴んでいただけたと思います。訪問看護は、一人一人の個別性のあるケアを作ることです。これは看護の基本であり、私たちが大切にしているところです。それがどういうことなのか、現場でつい見失いがちになることもあります。この研修で一人一人の個別性のあるケアとはどのように実現していくのかを掴まれたと思いますので、この気づきを大事にし、これからもそれぞれの場で看護の専門性を発揮して下さい。」と励ましの言葉がありました。
修了者からは、「研修を受けて多職種協働や退院支援の大切さを学んだ。訪問看護でこんなことができるんだということを知ることができた。これから自分の看護とは何かを振り返りながらやっていきたい。」、「今いる病院で、学んできたことを活かしたい。」、「訪問看護師になることに迷いもあったが、研修を通じて訪問看護師になることにやりがいを感じることができた。一緒に受講しているみんなに背中を押してもらい、これから訪問看護師としてやっていこうと思う。」といった感想がありました。
今後も修了者が本講座の学びを活かし、高知で「その人らしく生きる」を支えられる訪問看護師として成長を続けていけるように、大学としてもバックアップしていきたいと思います。修了おめでとうございました。
池田センター長によるあいさつ |
修了証書授与 |
担当教員から贈る言葉 |
修了者より一言 |
3ヶ月の研修の様子を |
お世話になった先生方、いっしょに学んだ |