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2019年12月18日(水)11時30分~12時
2019年度後期「訪問看護スタートアップ研修」中山間枠サードコース・全域枠の修了式が行われました。週2日・約3ヶ月間、仕事と研修を両立し、中山間枠2名、全域枠7名の計9名が修了されました。
本学健康長寿センターの池田光徳センター長から、「訪問看護は一人でご自宅に伺うため知識と判断力が問われます。その中で発生するインシデントやアクシデントにもしっかり対応できる専門職であってほしいと思います。今後、ますます政策は在宅医療にシフトしていきますので、これまで得た知識や技術をもとに、自立性のある看護師として力を発揮していただくことを期待しています。」と修了にあたっての挨拶がありました。
本講座責任者の森下安子教授からは「この研修は、学んだことが実践と結びつくように、仕事と研修を両立しながら学ぶことを特徴としています。この研修を通じて、訪問看護で大切にしている、一人一人の価値観を大事にするケアとはどのようなケアなのか具体的に考え、今までのケアに自信をもつことができ、看護師としてパワーアップされたと思います。これから、みなさんと共に高知の在宅看護を推進していけることを楽しみにしています。」と激励の言葉がありました。
修了者からは、「今まで学んだことを振り返りながら訪問看護をしていきたい。」、「訪問看護って、こんなこともできるんだと知ることができたので、今後は退院支援にも活かしたい。」、「最新の知識や技術を知ることができたので、これから病院でも活用していきたい。」、「グループワークでいろんな考えに触れて、看護の幅が広がった。」などの感想が述べられました。
今後はフォローアップ研修やオフィスアワーなどを通して、修了者が学びを継続できるように、支援を続けていきたいと思います。