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令和2年1月25日(土)13時30分~17時00分、
在宅看護専門看護師の平山司樹氏を講師にお迎えし、フォローアップ研修として「在宅におけるACPと看取りの支援・エンゼルケア」と「症状マネジメント~がん疼痛編」を開催し、修了者13名が参加しました。
「在宅におけるACPと看取りの支援・エンゼルケア」では、住み慣れた自宅で最期まで暮らすために、訪問看護師が果たす役割について、療養者やご家族からの質問にどのように対応しているのかなど、平山氏の実践をもとに具体的な介入方法と、介入時に軸となっているACPの考え方について学びました。
また、「症状マネジメント~がん疼痛編」では、がんターミナル期にある療養者とご家族が抱えるスピリチュアルペインや、予期悲嘆への対応、疼痛コントロールのポイントについて学びました。参加した修了者からは、「これまで苦手と感じていたケアや、自信が持てないでいたケアを振り返りつつ、新たな実践方法を知ることができた。これからのケアに活かしていきたい」と感想が寄せられました。
今年度は残り2回、「訪問看護の24時間体制と緊急訪問への対応」(2月15日)、「退院支援と訪問看護の役割」(3月14日)のフォローアップ研修を行う予定です。研修での学びが明日からの実践に役立つことと思いますので、修了者の皆様ぜひご参加ください。