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令和3年度前期訪問看護スタートアップ研修は中山間枠スタンダードコース2名、セカンドコース1名、サードコース1名、全域枠5名の合計9名の方が受講され、7月28日(水)、中山間枠サードコース1名、全域枠5名が23日間(35科目138時間)の課程を修了されました。
修了式では健康長寿センター 池田光徳センター長から、コロナ禍のオンライン併用研修でしたが全員が無事修了をされたことへの励ましとともに一人ひとりへ修了証が手渡され、講座責任者 森下安子教授からは「課題先進県である高知県の在宅ケアの質を向上していく仲間として一緒に頑張っていきましょう。」とメッセージがありました。
修了者の方々からは「コロナ禍でオンライン研修との併用で不安はあったが、大学の授業の工夫により新たな学びがあり今後の看護に活かしていきたい、ディスカッションも有意義で仲間に感謝したい」という声が述べられました。
前期の研修は、全国的なCOVID-19再拡大によって5月6日~5月19日はオンライン研修となり、その後も感染ステージが変わらず対面とZoomによるハイブリッド型研修を継続し、そのなかで主体的に学ぶ形を模索しながらの半年でした。
受講された方々はコロナ過による訪問看護や病院の仕事と長期間のオンライン研修の両立で、身体的・精神的に負担も大きかったのではないかと思います。しかし、積極的なWeb教材やICTの活用に対応いただき、欠席はほとんどなく、全員が研修を無事終えることができました。受講者の方々と送り出してくださった職場のみなさまに深く感謝申し上げます。
今後はフォローアップ研修をご案内し、継続的な学びを支援していきたいと思います。